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【第2回宮崎本大賞】行成薫さん『本日のメニューは。』が受賞

行成薫さん著『本日のメニューは。』(集英社文庫)が第2回宮崎本大賞を受賞!

行成薫さん著『本日のメニューは。』(集英社文庫)が第2回宮崎本大賞を受賞!

宮崎県内の書店員・図書館司書など本に携わる有志が選ぶ「第2回宮崎本大賞」が発表され、行成薫さん著『本日のメニューは。』(集英社文庫)が受賞しました。

 

宮崎本大賞について (実行委員 田中佑輝さんより)

宮崎本大賞は、「本にまつわる場所に立ち寄ってもらうきっかけを作ろう」と、宮崎県内の書店員・図書館司書など本に携わる有志が、企業・業態の垣根を越えて集い、企画致しました。この度めでたく2回目を迎えます。3月8日(月)「3・8(みや)の日」に、大賞作品が発表されました。

 
◆『本日のメニューは。』が受賞した理由

食という共通したテーマに対し、一話一話、面白さや感動が自然と伝わってくる作品です。普段本を読まない方にも手に取ってもらいたい、という『宮崎本大賞』のターゲット層にぴったりはまると思いました。大げさかもしれませんが、お腹もすいてコロナ禍においての外食産業の後押しにもなると考えております。

 

受賞作『本日のメニューは。』について

【内容紹介】

入院中の父に中華そばを出前したい二人の子どもと、変わり者の大人たちが起こした奇跡(「四分間出前大作戦」)。マズメシ母に悩まされる女子高生と、おむすび屋の女性店主の愛情(「おむすび狂詩曲(ラプソディ)」)。底なし大食い男の葛藤と、デカ盛り定食を作り続ける頑固親父の秘めた過去(「闘え! マンプク食堂」)。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。

 
【受賞者・行成薫(ゆきなり・かおる)さん プロフィール】

1979年宮城県生まれ。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(「マチルダ」改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日より映画化)。

著書に『僕らだって扉くらい開けられる』『廃園日和』『ストロング・スタイル』『怪盗インビジブル』『彩無き世界のノスタルジア』などがある。

 

本日のメニューは。 (集英社文庫)
行成 薫 (著)

今日も町のごはん屋さんで笑って、泣いて、食べよう。
食欲も涙腺も刺激される極上短編集 いきなり文庫!

 
【関連】
宮崎本大賞 (@miyazakibon) / Twitter
第二回「宮崎本大賞」を受賞しました!|行成薫(小説家)|note

 


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