現役の住職・三木大雲さん『怪談和尚の京都怪奇譚』シリーズを妖怪漫画家・森野達弥さんがコミカライズ!文春オンラインで連載開始
文藝春秋「コミック編集部」は、三木大雲さんの『怪談和尚の京都怪奇譚』シリーズを漫画家・森野達弥さんがコミカライズした『怪談和尚』を、1月30日より文春オンラインで連載開始しました。毎月第2・第4土曜日に更新予定です。
「怖~い話」+「仏教説法」の怪奇譚! 現役の住職が語る『怪談和尚』がコミックに!
『怪談和尚の京都怪奇譚』は、京都の古刹・蓮久寺の三木大雲住職が相談を受けた不思議な話、実際に体験した恐ろしい出来事の数々をまとめたものです。
死者からの電話、人形の怨念、”開かずの間”から聞こえる声……。住職が見聞きした話に説法を織りまぜて綴る、新しいスタイルの怪談として評判になり、『続・怪談和尚の京都怪奇譚』『続々・怪談和尚の京都怪奇譚』とシリーズで書籍化されました。
また、住職自ら出演して怪談説法を語る動画もYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UC7TxDj-DqbKzq9locL-iP2w)で公開され、人気を博しています。
今回、コミカライズを担当したのは、妖怪漫画家・森野達弥さん。巨匠・水木しげるさんのもとで修業し、怖いなかにも懐かしい雰囲気を漂わせる画風が持ち味です。
連載終了後、今年の夏に単行本として刊行される予定です。
★『怪談和尚』第1話「オレオレ詐欺で300万円だましとった男が体験した恐ろしい出来事」:https://bunshun.jp/articles/-/43098
著者からのコメント
◆三木大雲さん
「人間は、理論的に解決出来ない出来事に恐怖を覚えるものだと思います。怪談話は、これに類するものですから、恐怖を感じるのでしょう。ですが、私は恐怖を感じるだけではなく、人間以外の何かに対する畏怖の念を感じるのです。お読みくださった皆様に、森野さんが描かれた漫画を通してそれらをお伝え出来たら嬉しく思っております」
◆森野達弥さん
「これまでたくさんの妖怪漫画、ホラー漫画に携わって来ましたが、三木大雲住職のお話には単に怖がらせるだけの作品と違って救いがあり、優しさが底流に感じられます。是非、“優しい怪談”をお楽しみ下さい」
著者プロフィール
■三木大雲(みき・だいうん)さん
1972年、京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005年に京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。
京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。2014年「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。2018年“最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン。
著書に『怪談和尚の京都怪奇譚』(文春文庫) シリーズがある。
■森野達弥(もりの・たつや)さん
漫画家。巨匠・水木しげるさんの下で修業、1994年「地獄童子」(原作:金田益実さん)でデビュー以降、師匠譲りの妖怪物、時代劇などを中心に児童メディア、青年誌で活動。
主な作品に『もがりの首』『レジエンテール千年太』『怪奇タクシー』などがある。
怪談和尚の京都怪奇譚 (文春文庫) 三木 大雲 (著) 京都の怪談名人の、ぜんぶホントの怖~い話 |
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