【第27回小学館ノンフィクション大賞】大貫智子さん「帰らざる河 ―海峡の画家イ・ジュンソプとその愛―」が受賞
小学館は、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞「第27回小学館ノンフィクション大賞」の受賞作を発表しました。
第27回小学館ノンフィクション大賞が決定!
第27回小学館ノンフィクション大賞の最終選考会が12月4日に開催され、次の通り受賞作が決定しました。
<第27回小学館ノンフィクション大賞 受賞作品>
大貫智子(おおぬき・ともこ)さん
「帰らざる河 ―海峡の画家イ・ジュンソプとその愛―」
受賞者の大貫智子さんは、1975年生まれ。神奈川県出身。早稲田大政治経済学部卒業。2000年に毎日新聞社入社。ソウル特派員、論説委員等を経て、4月より外信部副部長。
大貫さんには賞金として300万円が贈られます。受賞を祝う会は単行本の刊行に合わせて執り行われる予定です。
最終選考会の選考委員は、星野博美さん(ノンフィクション作家)、白石和彌さん(映画監督)、辻村深月さん(小説家)。
受賞作の概要など詳細は、https://www.shogakukan.co.jp/sites/default/files/manual/20201204.pdf(PDF)をご覧ください。
なお、最終候補作は以下の5作品でした。
【最終候補作】
◎吉田明子さん「浅草物語 ─ロック座会長・齋藤恒久の大衆演劇”奮闘記”」
◎大貫智子さん「帰らざる河 ─海峡の画家イ・ジュンソプとその愛」
◎岡﨑広樹さん「チャイナ団地 ─”とびこみ”自治会事務局長の二〇〇〇日記録」
◎日向琴子さん「パパ活面接官」
◎西谷格さん 「香港ボーイ 15才の小さな戦い」
小学館ノンフィクション大賞について
小学館ノンフィクション大賞は、小学館の『週刊ポスト』『女性セブン』2誌主催による、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞です。
1993年、創刊25周年を迎えた『週刊ポスト』が『SAPIO』とともに「21世紀国際ノンフィクション大賞」として創設。第7回より現在の名称となりました。
受賞作は、小学館より単行本として刊行されます。
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