【第29回小学館ノンフィクション大賞】比嘉健二さん「特攻服を着た少女と1825日」が受賞
小学館は12月9日、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞「第29回小学館ノンフィクション大賞」の受賞作を発表しました。
第29回小学館ノンフィクション大賞が決定!
第29回小学館ノンフィクション大賞の最終選考会が12月9日に開催され、次の通り受賞作が決定しました。
<第29回小学館ノンフィクション大賞 受賞作品>
比嘉健二(ひが・けんじ)さん
「特攻服を着た少女と1825日」
受賞者の比嘉健二さんは、1956年生まれ、東京都足立区出身。1982年にミリオン出版に入社し、雑誌『ティーンズロード』『漫画ナックルズ』などを立ち上げ、後に社長に就任。現在は編集プロダクション「V1パブリッシング」代表。
比嘉さんには賞金として300万円が贈られます。受賞を祝う会は単行本の刊行に合わせて執り行われる予定です。
最終選考会の選考委員は、星野博美さん(ノンフィクション作家)、白石和彌さん(映画監督)、辻村深月さん(小説家)。
受賞作の概要など詳細は、https://www.shogakukan.co.jp/storage/files/prize/20221209.pdf(PDF)をご覧ください。
なお、最終候補作は以下の4作品でした。
【最終候補作】
◎城本勝さん「壁を壊した男 1993年の小沢一郎」
◎神立尚紀さん「カミカゼの亡霊――人間爆弾をつくった父・大田正一」
◎黒田未来雄さん「狩人と山神――野生動物・先住民・大いなるものとの対話――』
◎比嘉健二さん「特攻服を着た少女と1825日」
小学館ノンフィクション大賞について
小学館ノンフィクション大賞は、小学館の『週刊ポスト』『女性セブン』2誌主催による、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞です。
1993年、創刊25周年を迎えた『週刊ポスト』が『SAPIO』とともに、21世紀へ向け新しい感覚で時代を切り拓いていく新進気鋭のライターの登竜門となるべく「21世紀国際ノンフィクション大賞」として創設。第7回より現在の名称となりました。
受賞作は、小学館より単行本として刊行されます。
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▼第29回「小学館ノンフィクション大賞」最終選考結果のお知らせ〔PDF〕
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