本のページ

SINCE 1991

小野不由美さん「ゴーストハント」シリーズ累計84万部突破&『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』刊行 竹達彩奈さんが文庫解説&ラジオCM 小野さんサイン入り文庫本プレゼントも

小野不由美さん著『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』(角川文庫)

小野不由美さん著『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』(角川文庫)

「十二国記」シリーズの小野不由美さんの原点とも言える「ゴーストハント」シリーズが全編にわたりリライトされて、6月より角川文庫から刊行がスタートしています。

6月12日に発売された『ゴーストハント 1 旧校舎怪談』『ゴーストハント 2 人形の檻』は、10~50代の女性を中心に幅広い層に支持を受け、早くもシリーズ累計84万部を突破。続刊『ゴーストハント 3 乙女ノ祈リ』は9月24日(木)に発売決定しました。

 

本シリーズの大ファン、人気声優・竹達彩奈さんによるラジオCMが登場

旧校舎を舞台に起こる怪奇現象の謎に迫る『ゴーストハント1 旧校舎怪談』の物語を基にした、収録中に竹達さんに怪異が襲いかかる、ドキュメンタリータッチの怖~いCMが8月25日(火)から文化放送地上波とインターネットラジオ超!A&G+にて放送されます。

 
<竹達彩奈さん 出演コメント>

「今回ラジオCMを担当させていただきました、竹達彩奈です。この季節にぴったりな、ヒヤッとするCMになっているのですが、実は出る……と、聞いたことのあるスタジオでの収録だったので、少しドキドキでした。「ゴーストハント」シリーズ、ぜひよろしくお願いします!」

 
<竹達彩奈(たけたつ・あやな)さん プロフィール>

声優。リンク・プラン所属。埼玉県出身。

主な出演作として、『けいおん!』(中野梓 役)、『五等分の花嫁』(中野二乃 役)、『だがしかし』(枝垂ほたる 役)、『スナックワールド』(マヨネ 役)、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(高坂桐乃 役)、『たまゆら』(沢渡楓 役)、『ソードアート・オンライン』(リーファ 役)ほか。

★「竹達彩奈」スペシャルサイト:http://ayanataketatsu.jp/

 

さらに竹達彩奈さんが、『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』文庫本の解説も担当!

シリーズ3作目となる『ゴーストハント3 乙女ノ祈り』文庫版の解説は、ラジオCMに出演する竹達彩奈さんが担当。

幼少期からホラー漫画や怖いものが好きだった竹達さん。「ゴーストハント」シリーズとの出会いは小学校のころだったそうです。シリーズ全体への思いが込められた愛情たっぷりの文庫版解説をぜひ、お楽しみください。

 
<竹達彩奈さん 解説コメント>

「今回『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』の解説をさせていただきました、竹達彩奈です。元々「ゴーストハント」シリーズのファンだったので今回このようお話を頂けて大変光栄です。私は普段声優のお仕事をしています。小説の解説をするのは初めての経験でしたが、自分の想いや解釈を言葉に変換することの難しさを改めて痛感しています。至らない文章だとは思いますが「ゴーストハント」シリーズへの愛を沢山込めて書かせていただきました。『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』を読んだあと、もしよかったら読んでみてくださいね。」

 

小野不由美さんがサイン入り文庫本(2冊セット)提供! カドフェスでは初めての展開!

全国書店にて開催中の角川文庫の夏のフェア「カドフェス2020」では、対象書籍を購入のうえプレゼントに応募した方のなかから抽選で人気作家のサイン入り文庫本が当たるキャンペーンを実施中です。

 
今回、小野不由美さんから直筆サイン入り『ゴーストハント1 旧校舎怪談』『ゴーストハント2 人形の檻』が提供されきました。

こちらは角川文庫毎年恒例の夏のフェア「カドフェス」では初めての展開になります。

★詳細は「カドフェス2020」サイト(https://kadobun.jp/special/kadofes/)をご覧ください。

 

「ゴーストハント」シリーズとは

「ゴーストハント」は、ナルこと渋谷一也率いる〈渋谷サイキックリサーチ〉の活躍を描いた、小野不由美さんのホラー小説シリーズの総称です。

1989年刊行の第1弾『悪霊がいっぱい!?』(講談社X文庫ティーンズハート)から1992年のシリーズ完結編『悪霊だってヘイキ!』まで計7作の小説が発表されています。

 
1998年にはいなだ詩穂さんの手によってコミック版「ゴーストハント」シリーズの連載がスタート。1997年にはラジオドラマ版、2006年にはテレビアニメ版も制作されました。

シリーズ開始以来約30年を経た今日でも多くのファンに熱烈な支持を受けている、小野不由美さんの代表作のひとつです。

★特設サイト:https://kadobun.jp/special/ghosthunt/

 
<第3弾『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』(イラスト:六七質さん/角川文庫)あらすじ>

次々と舞い込むSPRへの調査依頼。それらはすべて東京周辺にある湯浅高校で起こった怪現象にまつわるものだった。

数々の事故や病気、膨大な校内での聞き込み調査を進めるうち、笠井千秋という超能力を持った少女の存在が浮上する。事件の中心にいるのは千秋なのか。奇異な怪異の背景に潜む真実を追ううちに邪悪な意思はついにナルや麻衣をも標的にし始める!

ナルと麻衣の関係も見逃せない!ミステリー色濃厚なシリーズ第3作。

 

著者プロフィール

著者の小野不由美(おの・ふゆみ)さんは、12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年、作家デビュー。

「悪霊」シリーズで人気を得る。1991年『魔性の子』に続き、1992年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。「十二国記」と並行して執筆した『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリとして高い評価を受けている。「悪霊」シリーズを大幅リライトした「ゴーストハント」として2010年~11年に単行本化。2012年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行。『残穢』は2013年第26回山本周五郎賞を受賞。2019年『白銀の墟 玄の月 十二国記』(全4巻)が刊行され話題に。2020年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞。『怪と幽』で「営繕かるかや怪異譚」シリーズを連載中。

 

ゴーストハント3 乙女ノ祈リ (角川文庫)
小野 不由美 (著)

■既刊

ゴーストハント1 旧校舎怪談 (角川文庫)
小野 不由美 (著)

リライトされた単行本がついに文庫化。シリーズ全7巻、刊行スタート。

主人公・麻衣(まい)の高校にある旧校舎には、取り壊そうとすると祟りがある、夜になると窓に幽霊の姿が浮かぶなど、怪奇な噂が絶えない。だがその原因と言えば、地縛霊や戦災にあった浮かばれぬ霊の仕業説、霊などいないと断言する者など諸説あり……。果たして旧校舎には悪霊が巣食っているのか? それとも単なる根も葉もない噂? ある日、麻衣はひょんなことから、校長から旧校舎の調査依頼を受けたという、心霊現象の調査研究所・渋谷サイキックリサーチ(SPR)の仕事を手伝うことに。なんとその所長は、とんでもなく偉そうな自信家の17歳の美少年、渋谷一也(しぶやかずや:通称ナル)。ナルと麻衣が出会い、個性的な霊能者たちが登場する、大人気ミステリ&ホラーシリーズ第1弾。

ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)
小野 不由美 (著)

「十二国記」の小野不由美の原点! ミステリー&ホラーの傑作。

父親不在の女性ばかりの瀟洒な古い洋館で起こる不可解な出来事の解決を依頼してきたのは、その洋館に住む若い妻だった。なぜかまたもや合流することになった霊能者軍団とともに、さっそく調査を開始した渋谷サイキックリサーチ(SPR)の一行。そんな彼らを嘲笑うかのように、怪しい物音、ポルターガイストはじめ、超常現象が頻繁にかつ規模が大きくなり……。やがて麻衣は一家の一人娘、礼美の持つアンティークドールが不穏な気を放っていると察知し、ナルは家を覆う悪意を科学的に執拗に調査してゆく。「残穢」「営繕かるかや怪異譚」シリーズへとつながる小野不由美のホラーの原点ともいえる傑作。

■『ダ・ヴィンチ』『怪と幽』続々、小野不由美特集を展開!

ダ・ヴィンチ 2020年9月号

「今こそ、怪談&ホラー特集」の中で、『十二国記』小野不由美の“原点”『ゴーストハント』が文庫化!という特集を展開中。注目の内容は……。

[ナル&麻衣 特別描き下ろしイラスト]六七質。
[インタビュー]リニューアルされた文庫カバーの創作秘話を語る!六七質
[インタビュー他]法月綸太郎/池澤春菜/宮田愛萌(日向坂46)
読者による「ゴーストハント」キャラクターランキング&妄想実写化キャスティング!

怪と幽 vol.005 2020年9月
京極 夏彦 (著), 小野 不由美 (著), 有栖川 有栖 (著), 恒川 光太郎 (著), 近藤 史恵 (著), 山白 朝子 (著), 荒俣 宏 (著), 小松 和彦 (著), 諸星 大二郎 (著), 高橋 葉介 (著), 波津 彬子 (著), 押切 蓮介 (著), 東 雅夫 (著)

第一特集で研究書からアンソロジーまで――近年に刊行された群雄割拠の注目本と執筆者を御紹介します。
 第二特集では「ゴーストハント」シリーズの魅力をお届け。キャラクターの人気ランキングや、いなだ詩穂氏、辻村深月氏が綴るエッセイ〈「ゴーストハント」と私〉も掲載。小野不由美氏の連載「営繕かるかや怪異譚」にもご注目を!

 
【関連】
小野不由美「ゴーストハント」シリーズ | カドブン

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です