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画業50周年!矢口高雄さんの名作『ニッポン博物誌』『幻の怪蛇 バチヘビ』『シロベ』がヤマケイ文庫より復刊!

山と溪谷社は、矢口高雄さん著『ニッポン博物誌』『幻の怪蛇 バチヘビ・シロべ』の2冊(3作品)をヤマケイ文庫より刊行しました。

この3作品は、『釣りキチ三平』『マタギ』などのヒット作で知られる矢口高雄さんの不朽の名作といえるものであり、なかでも『幻の怪蛇 バチヘビ』は1974年講談社出版文化賞児童まんが部門賞を受賞。3作品とも久しく版が途絶えていましたが、矢口高雄さんの画業50周年の節目に、ヤマケイ文庫に収録されました。

両者ともに、550ページ以上(『ニッポン博物誌』738P、『幻の怪蛇 バチヘビ・シロべ』562P)という大ボリュームで、読み応えも十分。矢口高雄さんの描く、ダイナミックかつ精緻な日本の自然風景、野生動物の世界を存分に堪能できます。

 

『ニッポン博物誌』

限りなく美しい日本の自然を舞台に、食うものと食われるもの、栄えるものと滅びゆくものの、あまりにも厳しい大自然の掟を描いたドラマ集。

大自然のなかで懸命に戦い生き抜く動植物と、その生命の厳粛さを見つめた矢口美学の結晶。名作の誉れ高い「ムササビ(空翔ぶ風呂敷)」「バチネコの夢」「カラスと老人」「マタギ犬”ノラ”」「イワナの恩返し」ほか、全20編一挙収録。

(「ムササビ~空翔ぶ風呂敷」より)

(「ムササビ~空翔ぶ風呂敷」より)

第1話 ムササビ(空翔ぶ風呂敷)
第2話 バチネコの夢
第3話 カラスと老人
第4話 ケダニ先生奮戦記
第5話 マタギ犬“ノラ”
第6話 アオの寒立ち
第7話 カジカの夏
第8話 イタチビラめぐり
第9話 マルカケの銀次
第10話 バッケ
第11話 鷹の翁
第12話 ピヨちゃん
第13話 サルカ三十文
第14話 ホタルこい!
第15話 おやじ騒動記
第16話 納豆ロード
第17話 白髪太郎
第18話 イワナの恩返し
第19話 底なし沼の極小トンボ
第20話 市助落し

 

『幻の怪蛇 バチヘビ・シロべ』

バチヘビ! 黒褐色で長さ50㎝、胴の太さはビール瓶くらい。その怪異な生物(別名ツチノコ)に人々はロマンと夢を求める。怪蛇探索に意欲を燃やす男たちの情熱を、自らの体験をもとに描いた矢口高雄さんの代表傑作!

そして、雄大な奥羽山脈の山中を舞台に、宿命の糸で結ばれた大熊コブダワラとマタギ犬シロべの熾烈な戦いを描いた名作『シロベ』を合本し文庫化!

(『幻の怪蛇 バチヘビ』目次)

(『幻の怪蛇 バチヘビ』目次)

(『シロベ』目次)

(『シロベ』目次)

 

ヤマケイ文庫 ニッポン博物誌
矢口 高雄 (著)

矢口高雄画業50周年。名著復活第一弾!
大自然の掟を厳粛に描きだす感動のドラマ集。
矢口高雄の隠れた名作『ニッポン博物誌』の初の文庫化! 730ページ以上の大ボリューム。

限りなく美しい日本の自然!
だが、その美しさの陰には、食うものと食われるもの、栄えるものと滅びゆくものの、あまりにも厳しい大自然の掟があった!!
しかし、悲しみにいろどられた争いのなかには、われわれ人間を深い感動の世界へいざなうドラマがある。
大自然のなかで懸命に戦い生き抜く動植物と、その生命の厳粛さを見つめた矢口美学の結晶。
全20編一挙収録。待望の文庫化。

ヤマケイ文庫 幻の怪蛇 バチヘビ・シロべ
矢口 高雄 (著)

矢口高雄の代表作のヤマケイ文庫化!
矢口高雄画業50周年。怪蛇にロマンを求める代表作と、マタギ犬の宿命を描く名作を合本!

「バチヘビ」。黒褐色で長さ50cm、胴の太さはビール瓶くらい。その怪異な生物(別名ツチノコ)に人々はロマンと夢を求める。いまだ人間に捕らわれたことのない怪蛇探索に意欲を燃やす男たちの情熱を自らの体験をもとに描いた矢口高雄の代表傑作。
1974年、講談社出版文化賞児童まんが部門賞受賞作。

そして、雄大な奥羽山脈の山中を舞台に、宿命の糸で結ばれた大熊コブダワラとマタギ犬シロべの熾烈な戦いを描いた名作『シロベ』。
※シロべ=マタギ言葉で「風」の意

読み応えある2本を豪華合本し文庫化!

 


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