中村ふみさん「天下四国」シリーズが5ヵ月連続刊行! 敗者復活の中華ファンタジー開幕! Twitterで試し読みを特別無料公開!
中村ふみさんによる中華ファンタジー「天下四国」シリーズの5ヵ月連続刊行が決定、第一弾『天空の翼 地上の星』(カバー装画・口絵・本文イラストレーション:六七質さん)が講談社文庫より4月15日に発売されました。
また、発売に合わせて、Twitter(https://twitter.com/kodanshabunko/status/1249880068144254978)で「序章」の全文が無料公開されています。
『天空の翼 地上の星』あらすじ
<あらすじ>
「……天なんぞに誰が頼るか」 亡国の元王太子、ふたたび故国へ。
四つの大山脈に囲まれた広大な地が、戦乱を越え、天下四国(てんげしこく)となり、各国王は、王の証として天から玉を授かった。
それから三百余年…。
南の徐国が倒れようとしていた。王は獣心掌握の術を持つという。
徐王は聡明の誉れ高い十一歳の王太子・寿白に譲位。少年王は城から脱出。
徐国は国名を「庚」と改め、簒奪者が王位に就いた。
王朝交代から十年。苦難の逃亡生活を経てすれっからしになり果てたかつての少年王が姿を現す。
亡国の王子は故国を救うのか。
※初出 :2017年4月に、講談社X文庫ホワイトハートとして刊行
著者プロフィール
著者の中村ふみ(なかむら・ふみ)さんは、秋田県生まれ。『裏閻魔』で第1回ゴールデン・エレファント賞を受賞し、デビュー。
他の著書に『陰陽師と無慈悲なあやかし』『なぞとき紙芝居』、「夜見師」シリーズなど。
現在も秋田県在住。
天空の翼 地上の星 (講談社文庫) 中村 ふみ (著), 六七質 (イラスト) 天に選ばれたのは、放浪の王。元王族の飛牙は、長く厳しい逃亡生活の末、仲間も理想も失い、詐欺すれすれの放浪者になっていた。ところが故国の政変に巻き込まれ……。疾風怒濤の中華ファンタジー開幕! 天下四国(てんげしこく)――この世は、峻厳たる山々に囲まれた四つの国に分かれている。南の王国「徐」の王太子・寿白は、革命の混乱のさなかに天令から王の証「王玉」を授かったが、徐国は倒れ、国名も「庚」と改められてしまう。 |
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