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『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ最終巻&“あやかし×刀剣”の和ファンタジー『神戸むこやま幻奇譚』が同時刊行 〔ことのは文庫 11月〕

マイクロマガジン社は、オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より、忍丸さん著『わが家は幽世の貸本屋さん-無二の親子と永遠の約束-』(装画:六七質さん)と、蒼月みかんさん著『神戸むこやま幻奇譚 あなたの魔物お祓いします』(装画:新井テル子さん)を11月20日に刊行しました。

 

シリーズ累計6万部突破!人気シリーズ感涙の最終巻『わが家は幽世の貸本屋さん-無二の親子と永遠の約束-』

 
<『わが家は幽世の貸本屋さん-無二の親子と永遠の約束-』あらすじ>

現世とは別にある、あやかしが跋扈するもう1つの世界〈幽世〉。
そこに幼い頃に迷い込んでしまった夏織は、幽世で貸本屋を営む変わり者のあやかし・東雲に拾われ、人の身でありながらあやかし達と暮らしている。
そんな夏織は、ある日、行き倒れていた少年・水明と出会う。
現世で祓い屋を生業としているという彼の目的は「あやかし捜し」。
あやかしに仇なす存在とはいえ、困っている人を放っておけない夏織は、ある事情で力を失ってしまった彼に手を貸すことにするのだが―

夏織と水明。立場の異なる二人が出会うことで動き出す、純度120%のあやかし綺譚!

★特設サイト:https://kotonohabunko.jp/special/kashihonyasan/

 

 
〔著者プロフィール〕

■著者:忍丸(しのぶまる)さん
神奈川県在住。シナリオライターの仕事の傍ら、WEB小説を執筆。『異世界おもてなしご飯』(カドカワBOOK)で書籍化デビュー。
人情味あふれる人間関係や「食」について書くのを得意とする。『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズなど著作がある。

■装画:六七質(むなしち)さん
イラストレーター。町並み、 工場、 廃屋、 巨大建築物などをモチーフに独自のファンタジー世界を描き出す。
代表作:「デジモンワールドRe:Digitize」背景デザイン、「遙かなる時空の中で6DX」世界観デザイン、画集『六七質アートワークス層窟祭(そうくつまつり)』(パイインターナショナル)など。

 
【書店員からの感想】

「1巻から馴染み深いキャラ達の背景が徐々に明かされる度、過去の色々な言動を追想し、細かい工夫が凝らされていたことに改めて気付かされる。
終幕に寂しさが大きいけれど、それぞれの個性にあった決断がまた面白かった。
本物の絆を描いた胸に沁みる作品。」
(書店関係者)

「最終巻は夏織の気持ちを考えると涙なしには読めませんでした。改めて全巻読み直したくなります。
シリーズで読み続けている方もちょっと気になって読もうかなと考えている方も、余韻がほんわか温かい気持ちになれるますよ。ぜひ読んでいただけたらと思います。」
(書店関係者)

 
◆『わが家は幽世の貸本屋さん』完結記念キャンペーン開催!

『わが家は幽世の貸本屋さん』が完結することを記念し、書き下ろしショートストーリーと特製クリアファイルが必ずもらえるプレゼントキャンペーンが開催されます。

■キャンペーン内容
完結記念キャンペーン帯が巻かれた『わが家は幽世の貸本屋さん』を1点購入し、帯についている応募券をハガキに貼って応募すると、書き下ろしショートストーリーと特製クリアファイルの豪華2大プレゼントがもれなく貰えます。

■応募期限:2022年3月31日(木)当日消印有効

■豪華2大プレゼント
(1)「忍丸先生書き下ろしSS入り4Pリーフレット」(全1種)
(2)「六七質先生カバーイラスト使用 特製A4クリアファイル」(全6種・ランダム)
※クリアファイルは1口につきランダムで1種類です。

★詳細:https://kotonohabunko.jp/spcont/007/

 

兵庫県宝塚市出身・神戸市在住歴25年の著者がおくる“あやかし×刀剣”の和ファンタジー!『神戸むこやま幻奇譚 あなたの魔物お祓いします』

 
<『神戸むこやま幻奇譚 あなたの魔物お祓いします』あらすじ>

故郷を捨て鬱屈とした日々をすごしていた浅緋は、黒いあやかしに襲われ、異人館街にあるカフェバーの店主・桐夜に助けられる。
桐夜の正体は古の時代から、不思議な刀を使い心の闇に憑く魔を祓う一族「鬼人」の生き残りだった。
彼の「仕事」に惹かれ、押しかけバイトになった浅緋はやがて桐夜たち鬼人の過去を知り……。

モダントレトロ、六甲の豊かな自然が織り交ざる街・神戸。
お人好しヤンキーと美貌の鬼人が奇妙な運命で引き合う――

 
〔著者プロフィール〕

■著者:蒼月みかん(あおつき・みかん)さん
兵庫県宝塚市出身。神戸市在住歴25年。2018年に小説の執筆をはじめる。小説投稿サイトエブリスタで発表した本作がデビュー作となる。趣味は本と漫画を読むことと、推し活動。神戸のお気に入りの場所は、三宮から元町へ向かうときに立ち寄る雑貨屋やカフェ。最近のブームは好きな芸人のYoutubeを観ることと、自家製蒸し鶏にあうソース作り。

■装画:新井テル子(あらい・てるこ)さん
『あやかし双子のお医者さん』などキャラクター小説の装画を多数手がけるほか、『刀剣乱舞』の蜂須賀虎徹、長曽祢虎徹、浦島虎徹をはじめ、人気ゲームのキャラクターデザインでも活躍している。

 
【書店員からの感想】

「夢や愛と呼ばれるものを失ったと思った後に、再び居場所を探すお話なのだと思いました。
過去の回想と現代の描写が行き来する中、過去に投げかけられた(言われた人がきっと最も大事にしたかった)言葉に、読者としても照らされ灯りを得たような気持ちになりました。
主人公の浅緋くんや黒猫のナギさんには今回語られなかった秘密もあるようで、気にかかります。」
(レビュアー)

「神戸を舞台にした、あやかしファンタジー。
呪魔を祓う鬼人族の生き残り桐夜、桐夜に助けられて、見習いになった浅緋、謎めいた黒猫(豹)のナギ。
この3人?のコントラストが面白かったです。
「オルゴールと少年」が、切なかったけれども、家族を想う熱い気持ちが描かれていて良かった。
また、鬼人として過去に立ち向かう桐夜の姿、それを支えるナギと浅緋の姿は物語の柱となるものではと思います。」
(レビュアー)

「後悔との決別への後押しは……。
怪我をきっかけに怠惰な生活を送りつつあった浅緋は得体のしれない物に襲われたところを美貌のカフェバー店主・桐夜に救われる。瞳が金色の桐夜の正体は……。
神戸の夜景の中、漂う妖しいの気配は暗く哀しく且つ幻想的です。
そんな中、当初助けた側の桐夜が哀しい過去を引きずったままでいて、立ち直る方に転じた浅緋が桐夜の後悔の決別へ後押しするような展開は心地よい物がありました。
お互いのトラウマを乗り越えこれからの先が楽しみになるような幻想譚。」
(書店関係者)

「誰の心にも有るであろう悪感情。
それが積もり形をもった呪魔を滅する事を生業としている鬼人でありカフェバーのオーナーでもある桐夜と、呪魔が突然見えるようになった浅緋。
カフェに持ち込まれる複数の相談や悩みがやがて桐夜の過去へと繋がっていく。
鬼人の里を巡る過去の出来事に悲しいやるせない様な気持ちにもなりましたが、最初は桐夜に良く思われていなかった浅緋がだんだん受け入れられていく様子や個性的な登場人物達も加わり、話に引き込まれていきました。
個人的に好みの内容だという事もあり、どんどん読み進め、既に続きが気になっている状態です。」
(書店関係者)

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』『極彩色の食卓』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★Twitter:https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/

 

わが家は幽世の貸本屋さん―無二の親子と永遠の約束― (ことのは文庫)
忍丸 (著), 六七質 (イラスト)

累計6万部突破!
王道のあやかしファンタジー、感涙の大完結!!

「もしも、俺になにかなりたいもんが見つかったら、そん時はよろしくな」

東雲は夏織の“父”になりたかった……。
夏織は東雲の“娘”になりたかった……。

幽世唯一の貸本屋を営むあやかしで付喪神の東雲と人の子である夏織。
異種族の父娘(おやこ)に今、それぞれの決断の時が訪れる――。

笑いと涙と人情の、どこか優しい幽世の物語
――堂々完結!

神戸むこやま幻奇譚 あなたの魔物お祓いします (ことのは文庫)
蒼月みかん (著), 新井テル子 (イラスト)

兵庫出身・神戸在住の著者がおくる あやかし×刀剣・和ファンタジー!

 
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