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【新書大賞2020】大木毅さん『独ソ戦』が受賞

「新書大賞2020」が決定!

「新書大賞2020」が決定!

中央公論新社は、1年間に刊行されたすべての新書からその年”最高の一冊”を選ぶ「新書大賞2020」の受賞作を発表しました。

 

「新書大賞2020」が決定!

今回で13回目を迎える「新書大賞2020」は、2018年12月~2019年11月に刊行された1,500点以上の新書を対象に、有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など99人が投票した結果、次の通り大賞が決定しました。

 
<「新書大賞2020」大賞>

大木毅(おおき・たけし)さん
『独ソ戦』(岩波新書)

 
なお、2位から5位までの新書は以下の通りです。

◎2位:宮口幸治さん『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書)
◎3位:松岡亮二さん『教育格差』(ちくま新書)
◎4位:小熊英二さん『日本社会のしくみ』(講談社現代新書)
◎5位:山口慎太郎さん『「家族の幸せ」の経済学』(光文社新書)

 
20位までのランキングと講評など詳細は、2020年2月10日発売の『中央公論』3月号をご覧ください。

また、大賞を受賞した大木毅さんの受賞者インタビューなどが、https://www.chuko.co.jp/special/shinsho_award/ に掲載されています。

 

「新書大賞」について

「新書大賞」は、中央公論新社が主催し、1年間に刊行されたすべての新書から、その年「最高の一冊」を選ぶ賞です。

前々年12月から前年11月までに発行された新書の中から、有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者の投票により1位から20位までの順位を決め、1位の作品が大賞となります。

なお、投票者は「読んで面白かった、内容が優れていると感じた、おすすめしたいと思った」5点を挙げ、1位10点、2位7点、3位5点、4位4点、5位3点で総合得点を集計。得点が同じ場合は1位の票数の多いものが上位となります。また、新書編集部については原則として編集長が投票し、公平を期すため自著、自社作品への投票は控えることになっています。

 

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)
大木 毅 (著)

「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。日本人の想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。

 
【関連】
新書大賞|特設ページ|中央公論新社

 


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