第18回『このミステリーがすごい!』大賞「U-NEXT・カンテレ賞」受賞作『そして、ユリコは一人になった』刊行 3/5よりドラマ化も
宝島社が主催するミステリー&エンターテインメントの新人賞、第18回『このミステリーがすごい!』大賞のU-NEXT・カンテレ賞を受賞した、貴戸湊太さん著『そして、ユリコは一人になった』が、宝島社文庫より刊行されました。
また、本作は連続ドラマ化され、3月5日よりカンテレで放送され、U-NEXTでも独占配信(3月6日~)されます。
3/5よりU-NEXT&カンテレでドラマ化! 貴戸湊太さん『そして、ユリコは一人になった』について
本作は、百合ヶ原高校の新入生・矢坂百合子が学校に伝わる「ユリコ様伝説」に巻き込まれ、親友の嶋倉美月とともに次々と起こる殺人事件を解決しようとする学園ミステリー小説です。
『このミステリーがすごい!』大賞は、ミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新人賞です。これまで、第153回直木賞受賞者の東山彰良さんや、累計1000万部突破の「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊さんなどの作家を輩出してきました。受賞作品の多くはベストセラーになり、『さよならドビュッシー』(中山七里さん)など、映像化作品も多数世に送り出しています。
そのような背景から、応募作品の中からU-NEXT・カンテレが映像化したい1作品を選出、授賞する「U-NEXT・カンテレ賞」をこのたび新たに設立。受賞作品は文庫化とともに映像化され、U-NEXTにて独占配信およびカンテレにて放送されます。
ドラマ放送は2020年3月5日にスタート、配信は3月6日からで主演は玉城ティナさんが務めます。
著者の貴戸湊太(きど・そうた)さんは兵庫県三木市出身で、個別指導塾講師として働くかたわら執筆活動を続け、今作でデビューとなりました。
貴戸湊太さん プロフィール
著者の貴戸湊太(きど・そうた)さんは、1989年生まれ。兵庫県三木市出身。神戸大学文学部人文学科卒業。近世日本文学(江戸時代)専攻
<貴戸湊太さん コメント>
賞に選ばれたときは実感が湧きませんでした。
現実でないような気分で、喜びはあまり湧いてきませんでした。
ですが、受賞報告をした周囲の人たちが喜んでくれるのを見て、ようやく実感が湧いてきました。
『このミステリーがすごい!』大賞とは
『このミステリーがすごい!』大賞は、ミステリー&エンターテインメントブックガイド『このミステリーがすごい!』を発行する宝島社が、新時代の新しいミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002 年に創設した新人賞です。
第153回直木賞を受賞した東山彰良さんや、第15回大藪春彦賞を受賞した柚月裕子さん、累計1000 万部突破の「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊さんなどの作家を輩出しています。
また、岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿』、志駕晃さんの『スマホを落としただけなのに』など、受賞には及ばなかったものの将来性を感じる作品を「隠し玉」として、他の受賞作と同様に書籍化しています。
<「U-NEXT・カンテレ賞」概要>
◎対象:応募作品の中から1作品 (大賞・優秀賞の作品以外から選出)
◎賞金:100万円
◎■副賞:ドラマ化され、U-NEXT独占配信およびカンテレにて放送
<ドラマ『そして、ユリコは一人になった』出演者・放送情報>
◎出演者:玉城ティナさん、岡本夏美さん
◎放送&配信日:2020年3月5日(木)より放送・3月6日(金)より配信予定(11話30分×全8話)
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」U-NEXT・カンテレ賞受賞作】【テレビドラマ原作】そして、ユリコは一人になった (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 貴戸 湊太 (著) 私立百合ヶ原高校には奇妙な伝説がある。 代々、ユリコという名を持つ生徒は「ユリコ様」として絶対的な権力を持ち、彼女に逆らう者には必ず不幸が訪れるという。 図らずもユリコ様候補となった新入生・矢坂百合子は伝説を聞いて戸惑うが、才色兼備の親友・美月になだめられ、単なるオカルトと思い込もうとする。しかしその矢先、ユリコの名を持つ生徒が一人、屋上から転落死した。 誰が彼女たちを殺したのか、ユリコ様とは何なのか。 |
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