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鈴木涼美さん『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』刊行記念!トークショー&サイン会を開催!

鈴木涼美さん著『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』(東京ニュース通信社)

鈴木涼美さん著『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』(東京ニュース通信社)

東京ニュース通信社は、2014年から2019年までの『TV Bros.』連載に加え、各雑誌やWebに掲載されたエッセイ・評論・書評などをまとめた、鈴木涼美さんのコラム集『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』を1月31日に刊行します。

本書の発売を記念して、鈴木涼美さんのトークショー&サイン会が2月1日(土)に「HMV&BOOKS SHIBUYA」で開催されます。

 

鈴木涼美さんコラム集『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』について

 
【書籍概要】

数多の社会学者が机上で巡らす空論を飄々と飛び越える筆致で、男と女、芸能と大衆、慣習と衝動など、割り切れない現代社会の機微を的確に捉え、渋谷と歌舞伎町と研究室と新聞社を越境するなかで培った天然のフィールドワークから得た知見を綴った名コラムの数々ほか、他媒体に掲載されたエッセイや書評なども合わせて収録。

『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』鈴木涼美/著(東京ニュース通信社発行)

『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』鈴木涼美/著(東京ニュース通信社発行)

“J-POPは大抵、恋の労働者階級の賛歌である”(2014年)

“オンナには幸福になる権利が目一杯あるけど、不幸になる自由だってあるのですから”(2015年)

“今年33歳になる私は、まだピンヒールを脱がない生活のまま、愛の才能と正しさのない混沌を背負っていて、でも、ローファーで駆け下りていた地下鉄の階段は、あの頃よりもずっと慎重に降りる”(2016年)

“「殴る」「奪う」「吸う」とネガティブに逸脱したそれまでのヤンキーとは逆の、「買う」「踊る」「めかす」とポジティブな方向に逸脱するのが私の時代のギャルだった”(2017年)

“私たちに欠如していたモラル、倫理、良識、常識なと゛を兼ね備えた今の19歳キ゛ャルモテ゛ルたちは、一般的な意味て゛私たちの100倍正しく、そして100倍つまらなく見えて、正しいけと゛つまらない道徳に振り回されて、SNSを炎上させる今の時代にとても似つかわしい”(2017年)

“若い女の無垢な視線や肌のハリごときに踊らされているうちは、若い女の口の軽さや箸が転がっても大騒ぎするような大げさっぷりにせいぜい悩まされていろよ”(2018年)

“物分かりが良い、とかいうのはある意味、すでに絶望している、というのとほとんど同義”(2019年)

“あーこれ欲しいな、欲しい欲しい欲しいなーと思うことはあって、それが手に入らないと気持ちが凹むし機嫌悪くなるから、なるべく一回は手に入れるようにしてきた。校則の緩い学校の生活も、ヴィトンの財布もCDも、キスキスとジャイロのスーツも、大学の合格も、キャバクラのナンバーワンも、マトラッセもマルチカラーも吉本隆明全集も、一人暮らしの部屋も、刺青も、入社試験も、有名人の男も。”(あとがきより)

 

「『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』発売記念 鈴木涼美 トークショー&サイン会」 開催概要

■開催日:2020年2月1日(土)13:00~

■会場:HMV&BOOKS SHIBUYA  6F イベントスペース

★参加券の配布や予約方法など詳細は、https://www.hmv.co.jp/store/event/41203/ をご覧ください。

 

鈴木涼美さん プロフィール

『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』鈴木涼美/著(東京ニュース通信社発行)

『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』鈴木涼美/著(東京ニュース通信社発行)

鈴木涼美(すずき・すずみ)さんは、1983年生まれ。東京都出身、鎌倉育ち。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。

女子高生時代のバイトはブルセラ、大学入学と同時にキャバクラ店勤務。20~23歳までAV嬢として活動。大学院入学時に引退。東大大学院で執筆した修士論文は後に『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)として書籍化。
新卒で日本経済新聞社に入社、都庁記者クラブ、総務省記者クラブなどに配属、5年半勤務した後、作家となる。

著書は『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論』(ともに幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)、『オンナの値段』(講談社)、『女がそんなことで喜ぶと思うなよ~愚男愚女愛憎世間今昔絵巻』(集英社)、『すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない』(マガジンハウス)など。

 

可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい
鈴木 涼美 (著)

2014年から2019年までのTV Bros.連載に加え、各雑誌やWebに掲載されたエッセイ・評論・書評などをまとめた、5年分の鈴木涼美コラム集。

男と女、芸能と大衆、慣習と衝動など、割り切れない現代社会の機微を的確に捉え、渋谷と歌舞伎町と研究室と新聞社を越境するなかで培った天然のフィールドワークから得た知見を綴った名コラムの数々。

 
【関連】
店舗イベント – HMV&BOOKS SHIBUYA – 鈴木涼美

 


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