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門田隆将さんノンフィクション『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を映画化した「Fukushima 50」(フクシマフィフティ)を周木律さんがノベライズ

周木律さん著『小説 Fukushima 50』

周木律さん著『小説 Fukushima 50』

KADOKAWAは、映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』のノベライズ版『小説 Fukushima 50』を映画公開に先立ち、2020年1月23日に角川文庫から刊行しました。

 

映画『Fukushima 50』のノベライズ版『小説 Fukushima 50』(角川文庫)が刊行!

映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』は、門田隆将さんによるノンフィクション『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が実写化。2020年3月6日(金)に公開となります。

“イチエフ”と呼ばれる福島第一原発の事故現場に残り、世界中のメディアから“Fukushima 50”とたたえられた名もなき作業員たちの姿を佐藤浩市さん、渡辺謙さんら豪華キャストが熱演しています。

 
そんな奇跡を信じて戦った勇気ある男たちの姿を、メフィスト賞受賞作家・周木律さんの筆によって、いち早く小説化。オリジナルエピソードも描かれる、迫真のノベライズ版『小説 Fukushima 50』として、1月23日に刊行されます。

小説では、様々な立場に置かれた登場人物たちの内に秘めた想いが描かれます。中でも、映画で描かれる以上に”避難所で暮らす家族たち“からの目線が丁寧に描かれ、交差する思いが創り出す壮大なヒューマンドラマとなっています。

 
なお、カバーには、映画のロケ地でもある、福島県の桜並木の写真が使用されています。

 

『小説 Fukushima 50』について

東日本を壊滅の危機が襲ったあの日、福島第一原発内に残り戦った勇気ある男たちを描いた映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』を、オリジナルエピソードも交えて小説化!

 
<あらすじ>

あなたは、あの時、どこで、誰を想っていましたか――?

2011.3.11 東日本を襲った未曾有の大地震。押し寄せた大津波の影響で、福島第一原子力発電所は、全電源を喪失した。そんな中、刻一刻と迫る炉心溶融を食い止めるため、死地に残り、命を懸けて原子炉建屋に突入した、名もなき作業員たちがいた。心の中に、大切な誰かを想いながら――。

一方、避難所では、作業員の家族たちが、余震におびえながら、奇跡を信じて待ち続けていた。オリジナルエピソードも描かれる小説版。

 

周木律さん プロフィール

著者の周木律(しゅうき・りつ)さんは、某国立大学建築学科卒業。2013年に『眼球堂の殺人 ~The Book~』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる。

他の著書に『災厄』『暴走』、金城一紀さんの原案をもとに書き下ろした『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、「猫又お双」シリーズ、デビュー作を含む「堂」シリーズ、『不死症』『幻屍症』『土葬症』『LOST 失覚探偵』『雪山の檻 ノアの方舟調査隊の殺人』『死者の雨 モヘンジョダロの墓標』など。

 

映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』について

<2020年3月6日(金)全国ロードショー>

2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災発生。福島第一原発を襲う、史上最大の危機──
原発内で戦い続けた50人の作業員たち。

本当は何が起きていたのか? 何が真実か?
家族を、そしてふるさとを想う人々の知られざるドラマが、ついに明らかになる。

私たちは、決して風化させない──

 
◆CREDIT ※敬称略
◎監督:若松節朗
◎脚本:前川洋一
◎原作:門田隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)
◎音楽:岩代太郎
◎出演:佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、安田成美
◎配給:松竹、KADOKAWA
◎公式サイト:https://www.fukushima50.jp/
(c)2020『Fukushima 50』製作委員会

 

小説 Fukushima 50 (角川文庫)
周木 律 (著)

■映画原作作品

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)
門田 隆将 (著)

あの時、何が起き、何を思い、どう闘ったのか。原発事故の真相が明らかに!

2011年3月、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。全電源喪失、注水不能、放射線量増加…このままでは故郷・福島が壊滅し、日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した男たちがいた。あの時、何が起き、何を思い、人々はどう闘ったのか。ヴェールに包まれた未曾有の大事故を当事者たちの実名で綴る。

 
【関連】
映画「Fukushima 50」公式サイト|2020年3月6日(金)全国ロードショー

 


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