【第26回小学館ノンフィクション大賞】笠井千晶さん「家族写真 3・11原発事故と忘れられた津波」が受賞
小学館は、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞「第26回小学館ノンフィクション大賞」の受賞作を発表しました。
第26回小学館ノンフィクション大賞が決定!
第26回小学館ノンフィクション大賞の最終選考会を11月29日に小学館本社で開催され、次の通り受賞作が決定しました。
<第26回小学館ノンフィクション大賞 受賞作品>
笠井千晶(かさい・ちあき)さん
「家族写真 3・11原発事故と忘れられた津波」
受賞者の笠井千晶さんは、1974年生まれ。山梨県出身。お茶の水女子大学卒業。テレビ局の報道記者を経て、フリーの映像ディレクターとして独立。2018年に、初監督作品のドキュメンタリー映画『Life 生きてゆく』で第5回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞。
笠井さんには賞金として300万円が贈られます。受賞を祝う会は単行本の刊行に合わせて執り行われる予定です。
最終選考会の選考委員は、高野秀行さん(ノンフィクション作家)、三浦しをんさん(作家)、古市憲寿さん(社会学者)。
受賞作の概要など詳細は、https://www.shogakukan.co.jp/sites/default/files/manual/20191129.pdf(PDF)をご覧ください。
なお、最終候補作は以下の5作品でした。
【最終候補作】
◎相薗淑子さん「ある人の渡米記録」
◎臣永正廣さん「大阪都構想外伝 西成区長戦記」
◎笠井千晶さん「家族写真 3・11原発事故と忘れられた津波」
◎石戸諭さん 「「空気」の代弁者 ―百田尚樹、つくる会、普通の人々―」
◎水谷竹秀さん「リンちゃんへの約束 ベトナム人女児殺害事件、父親の孤独な闘い」
小学館ノンフィクション大賞について
小学館ノンフィクション大賞は、小学館の『週刊ポスト』『女性セブン』『SAPIO』3誌主催による、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞です。
1993年、創刊25周年を迎えた『週刊ポスト』が『SAPIO』とともに「21世紀国際ノンフィクション大賞」として創設。第7回より現在の名称となりました。
受賞作は、小学館より単行本として刊行されます。
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▼第26回「小学館ノンフィクション大賞」最終選考結果のお知らせ〔PDF〕
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