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【2019年度啓文堂大賞】文芸書部門は宇山佳佑さん『この恋は世界でいちばん美しい雨』が受賞

啓文堂書店は11月1日、2019年度啓文堂大賞の文芸書部門(文芸書大賞)の受賞作品を発表しました。

 

宇山佳佑さん『この恋は世界でいちばん美しい雨』が売上トップ!啓文堂書店全店において受賞記念フェアを開催

文芸書部門(文芸書大賞)は、9月から開催された候補作品フェアの結果、期間中にもっとも売上が多かった宇山佳佑さん著『この恋は世界でいちばん美しい雨』(集英社)に決定しました。

啓文堂書店では、大賞を受賞した『この恋は世界でいちばん美しい雨』について、11月から全店において受賞記念フェアを開催します。

 
なお、候補作品フェアの上位3作品は次の通りです。

【上位3作品】

■大賞:『この恋は世界でいちばん美しい雨』(宇山佳佑さん/集英社)

■2位:『月とコーヒー』(吉田篤弘さん/徳間書店)

■3位:『傲慢と善良』(辻村深月さん/朝日新聞出版)

 
詳細は、http://www.keibundo.co.jp/award/prize/detail/2019_10.html をご覧ください。

また、候補作品の一覧は、http://www.keibundo.co.jp/award/selection/detail/2019_7.html をご覧ください。

 

「文芸書大賞」受賞作品について

 
<『この恋は世界でいちばん美しい雨』 あらすじ>

彼女の笑顔を想うと、時々、涙がこぼれそうになる。
この幸せが、この恋が、ずっとずっと続いてほしい。そう思っていたのに――。

駆け出しの建築家・誠と、カフェで働く日菜。雨がきっかけで恋に落ちた二人は、鎌倉の海辺の街で愛にあふれた同棲生活を送っている。家族のいない日菜に「夢の家」を建ててあげたい、そのために建築家として名を上げたいと願う誠だったが、ある雨の日、日菜と一緒にバイク事故で瀕死の重傷を負ってしまう。
目を覚ました彼らの前に、“案内人”と名乗る喪服姿の男女が現れる。
そして誠と日菜は、二人合わせて二十年の余命を授かり、生き返ることに。
しかしそれは、互いの命を奪い合うという、あまりにも苛酷で切ない日々のはじまりだった――。

この恋の結末に、涙せずにはいられない。
25万部突破のベストセラー『桜のような僕の恋人』の著者が贈る、胸打つ長編小説。

 
<宇山佳佑さん 受賞コメント>

「かつて本賞を通じてたくさんの名作と出逢った者として、この度の受賞を大変嬉しく思っています。ありがとうございました。」

 
<宇山佳佑さん プロフィール>

宇山佳佑(うやま・けいすけ)さんは、1983年生まれ。神奈川県出身。脚本家、作家。

ドラマ『スイッチガール!!』『主に泣いてます』『信長協奏曲』などの脚本を執筆。著書に『ガールズ・ステップ』『今夜、ロマンス劇場で』『桜のような僕の恋人』『君にささやかな奇蹟を』がある。

 

啓文堂大賞とは

「啓文堂大賞」は、京王線・井の頭線沿線地域を中心に30店舗を展開する啓文堂書店が主催。

各出版社と啓文堂書店のジャンル担当の推薦により選定された10~15作品の候補作を、啓文堂書店全店で「候補作フェア」として1ヶ月間販売した中で、最も売上の多い作品が大賞受賞作となります。

文庫大賞(文庫部門)、文芸書大賞(文芸書部門)、時代小説文庫大賞(時代小説文庫部門)、新書大賞(新書部門)、ビジネス書大賞(ビジネス書部門)、雑学文庫大賞(雑学文庫部門)で構成。

 

この恋は世界でいちばん美しい雨
宇山 佳佑 (著)

GENERATIONS from EXILE TRIBE 片寄涼太さん、感動!!
「タイトルの通り、今まで自分が生きてきたなかで一番”美しい雨”と出会うことができました。
そんな美しい雨のなかで”生きる意味”、”幸せとはなにか”ということに向き合うことができ、最後には必ず”美しい涙”が止まらなくなると思います。
生きているなかで心から大切に想える人と出会えること、ただそのことが”奇跡”なんだと気づかせてくれるとても素敵な作品でした。」

 
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