【2019年度啓文堂大賞】時代小説文庫部門は佐藤恵秋さん『雑賀の女鉄砲撃ち』が受賞
啓文堂書店は8月30日、2019年度啓文堂大賞の時代小説文庫部門(時代小説文庫大賞)の受賞作品を発表しました。
佐藤恵秋さん『雑賀の女鉄砲撃ち』が売上トップ!啓文堂書店全店において受賞記念フェアを開催
時代小説文庫部門(時代小説文庫大賞)は、7月から開催された候補作品フェアの結果、期間中にもっとも売上が多かった佐藤恵秋さん著『雑賀の女鉄砲撃ち』(徳間書店)に決定しました。
啓文堂書店では、大賞を受賞した『雑賀の女鉄砲撃ち』について、9月から全店において受賞記念フェアを開催します。
なお、候補作品フェアの上位3作品は次の通りです。
【上位3作品】
■大賞:『雑賀の女鉄砲撃ち』(佐藤恵秋さん/徳間書店)
■2位:『信長の軍師 巻の一』(岩室忍さん/祥伝社)
■3位:『本丸目付部屋』(藤木桂さん/二見書房)
詳細は、http://www.keibundo.co.jp/award/prize/detail/2019_8.html をご覧ください。
また、候補作品の一覧は、http://www.keibundo.co.jp/award/selection/detail/2019_5.html をご覧ください。
啓文堂大賞とは
「啓文堂大賞」は、京王線・井の頭線沿線地域を中心に30店舗を展開する啓文堂書店が主催。
各出版社と啓文堂書店のジャンル担当の推薦により選定された10~15作品の候補作を、啓文堂書店全店で「候補作フェア」として1ヶ月間販売した中で、最も売上の多い作品が大賞受賞作となります。
文庫大賞(文庫部門)、文芸書大賞(文芸書部門)、時代小説文庫大賞(時代小説文庫部門)、新書大賞(新書部門)、ビジネス書大賞(ビジネス書部門)、雑学文庫大賞(雑学文庫部門)で構成。
雑賀の女鉄砲撃ち (徳間時代小説文庫) 佐藤 恵秋 (著) 紀州雑賀は宮郷の太田左近の末娘・蛍は、鉄砲に魅せられ、撃術の研鑽に生涯をかける。雑賀衆は、すぐれた射手を輩出する鉄砲撃ち集団だ。武田の三河侵攻に対し織田信長が鉄砲三千挺を揃えたと聞いた蛍は、左近に無断で実見に赴く。三州長篠で三段射撃戦法により、最強の武田騎馬隊が粉砕される様子を目の当たりにした! 信長、家康を助け、秀吉、雑賀孫一と対立。戦国を駆け抜けた稀代の女鉄砲撃ち蛍はじめ四姉妹の活躍を描く歴史時代長篇。 |
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