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【第10回翻訳ミステリー大賞】アンソニー・ホロヴィッツさん著/山田蘭さん訳『カササギ殺人事件』が受賞 読者賞も同時受賞

翻訳ミステリー大賞シンジケートは、「翻訳者として読者のみなさんに特に読んでほしい翻訳ミステリー」を選ぶ「第10回翻訳ミステリー大賞」の受賞作を発表しました。

 

第10回翻訳ミステリー大賞&第7回翻訳ミステリー読者賞が決定!

4月12日に締め切られた第10回翻訳ミステリー大賞の本投票の結果が4月14日、大田区産業プラザPiOにて開催された授賞式&コンベンションの公開開票式において次の通り決定しました。

また、あわせて第7回翻訳ミステリー読者賞の受賞作も発表されました。

 
■第10回翻訳ミステリー大賞
アンソニー・ホロヴィッツさん著/山田蘭さん訳
『カササギ殺人事件』(東京創元社)

■第7回翻訳ミステリー読者賞
アンソニー・ホロヴィッツさん著/山田蘭さん訳
『カササギ殺人事件』(東京創元社)

 
今回、大賞・読者賞とも、『カササギ殺人事件』の受賞となり、翻訳者の山田蘭さんにはそれぞれ記念品と図書カード5万円分、図書カード1万5千円分が贈られました。
また、大賞の原作者には記念品が贈られます。

なお、開票結果など詳細は、
◎大賞:http://honyakumystery.jp/10799
◎読者賞:http://blog.livedoor.jp/hmreadersaward/archives/37002107.html
をご覧ください。

 

翻訳ミステリー大賞および翻訳ミステリー読者賞について

翻訳ミステリー大賞は、2009年10月に設立された翻訳ミステリーの年間ベスト1を選ぶ賞です。発起人は、小鷹信光さん、深町眞理子さん、白石朗さん、越前敏弥さん、田口俊樹さん。書評家、編集者、翻訳者の有志による「翻訳ミステリー大賞シンジケート」が運営。

同賞は、海外作品の原著者と日本の読者の架け橋となっている翻訳者が「翻訳者として読者のみなさんに特に読んでほしい翻訳ミステリー」を選びます。
なお、投票資格は、「フィクション、ノンフィクションを問わず、訳書または共訳書が少なくとも一冊ある方」となっています。

 
翻訳ミステリー読者賞は、プロアマ問わず全ての読者が投票できる賞です。翻訳ミステリー大賞シンジケートが開催している翻訳ミステリー大賞の読者企画として設立されましたが、運営は別団体となる「翻訳ミステリー読者賞運営委員会」が行っています。

 

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ (著), 山田 蘭 (翻訳)

ミステリ界のトップランナーが贈る、すべてのミステリファンへの最高のプレゼント!
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!

 
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