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【2019年本屋大賞】瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』が受賞

【2019年本屋大賞】瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』が受賞

【2019年本屋大賞】瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』が受賞

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2019年本屋大賞」の発表会が4月9日、明治記念館にて開催されました。

 

「2019年本屋大賞」が決定!

2019年本屋大賞では、一次投票には全国の493書店より書店員623人、二次投票では308書店、書店員371人がノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。

順位と得票は次の通りです。

 
【ノミネート作品 順位】

大賞 瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』(文藝春秋) 435点

2位 小野寺史宜さん『ひと』(祥伝社) 297.5点

3位 深緑野さん『ベルリンは晴れているか』(筑摩書房) 282.5点

4位 森見登美彦さん『熱帯』(文藝春秋) 250.5点

5位 平野啓一郎さん『ある男』(文藝春秋) 242.5点

6位 木皿泉さん『さざなみのよる』(河出書房新社) 239.5点

7位 三浦しをんさん『愛なき世界』(中央公論新社) 208.5点

8位 知念実希人さん『ひとつむぎの手』(新潮社) 167.5点

9位 芦沢央さん『火のないところに煙は』(新潮社) 151.5点

10位 伊坂幸太郎さん『フーガはユーガ』(実業之日本社) 136.5点

 

翻訳小説部門の結果について

2019年本屋大賞の翻訳小説部門の結果は次の通りです。

 
1位 アンソニー・ホロヴィッツさん『カササギ殺人事件』(訳:山田蘭さん/東京創元社)

2位 トーン・テヘレンさん『きげんのいいリス』(訳:長山さきさん/新潮社)

3位 陸秋槎さん『元年春之祭』(訳:稲村文吾さん/早川書房)

 

本屋大賞について

本屋大賞は、出版不況の中、「商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、ひいては出版業界を現場から盛り上げていけないか」という趣旨で設立され、「NPO法人 本屋大賞実行委員会」が運営。書店(オンライン書店を含む)の書店員の投票によってノミネート作品および受賞作が決定されます。

 

【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ (著)

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

アンソニー・ホロヴィッツ (著), 山田 蘭 (翻訳)

ミステリ界のトップランナーが贈る、すべてのミステリファンへの最高のプレゼント!
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!

 
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