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上橋菜穂子さん“作家生活30周年記念作品”『鹿の王 水底の橋』刊行 『鹿の王』のアニメ映画化も

上橋菜穂子さん“作家生活30周年記念作品”『鹿の王 水底の橋』刊行

上橋菜穂子さん“作家生活30周年記念作品”『鹿の王 水底の橋』刊行

平成元年に作家デビューした上橋菜穂子さんが30周年を迎える2019年、KADOKAWAは記念作品として、「2015年本屋大賞」「第4回日本医療小説大賞」W受賞作『鹿の王』から4年半ぶりとなる『鹿の王 水底の橋』を3月27日に刊行しました。

 
さらに、父娘の壮大な冒険を描いた『鹿の王』のアニメ映画化が決定。アニメーション制作は、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『PSYCHO-PASS サイコパス』『ハイキュー!!』などヒットシリーズを手掛けるProduction I.Gが担当します。
詳細は順次特設サイトにて発表される予定です。

★特設サイト:https://promo.kadokawa.co.jp/shikanoou/

 

平成最後の年に贈る“命の物語”『鹿の王 水底の橋』

<あらすじ>

「なにより大切にせねばならぬ人の命。
その命を守る治療ができぬよう政治という手が
私を縛るのであれば、私は政治と戦わねばなりません。」

黒狼熱大流行の危機が去り、東乎瑠帝国では、次期皇帝争いが勃発。様々な思惑が密かに蠢きはじめているとは知らずオタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医・真那の招きに応じて、恋人ミラルとともに清心教医術の発祥の地・安房那領へと向かう。ホッサルはそこで、清心教医術に秘められた驚くべき歴史を知るが、思いがけぬ成り行きで次期皇帝争いに巻き込まれていき――。

ふたつの医術の対立を軸に、人の命と医療の在り方を問う傑作エンタテインメント!

 

上橋菜穂子さん プロフィール

撮影:冨永智子さん

撮影:冨永智子さん

著者の上橋菜穂子(うえはし・なほこ)さんは、東京都生まれ。作家・文化人類学者。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。

1989年に『精霊の木』で作家デビュー。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞〈ニッポン放送賞〉をダブル受賞した『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、「獣の奏者」シリーズほか著書、受賞作多数。

2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014年に「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年に『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

★著者公式サイト:http://uehashi.com/
★精霊の守り人・「守り人」シリーズ公式サイト:https://www.kaiseisha.co.jp/special/moribito/

 

鹿の王 水底の橋
2015年本屋大賞受賞作『鹿の王』の、その先を描いた命の物語。

■既刊

鹿の王 1 (角川文庫)
2015年本屋大賞受賞作! 父娘の壮大な冒険が、いまはじまる――!

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。

 
【関連】
『鹿の王』上橋菜穂子(うえはし なほこ)| 角川書店 | KADOKAWA

 


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