【マンガ大賞2017】大賞に柳本光晴さんの『響~小説家になる方法~』
「マンガ大賞2017」が3月28日発表され、柳本光晴さんの『響~小説家になる方法~』が大賞に輝きました。
「マンガ大賞」は書店員をはじめとする各界のマンガ好きの有志によるマンガ賞で、今回で10回目。その年の1月1日から12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻までの作品が対象となります。
今回、94人の選考員が最大5作品に投票し、得票数上位13(同率順位含む)作品をノミネート。その中から、選考員が全候補作品を読んだ上で、最もポイントが高かった1作が大賞となりました。
大賞の『響~小説家になる方法~』は、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で2014年に連載開始。文芸の才能に秀でた15歳の女子高生・鮎喰響が小説家を目指していく物語です。
【マンガ大賞2017最終結果】〔敬称略〕
大賞 『響~小説家になる方法~』(柳本光晴)67ポイント
2位 『金の国 水の国』(岩本ナオ)64ポイント
3位 『ダンジョン飯』(九井諒子)63ポイント
4位 『アオアシ』(小林有吾・上野直彦)60ポイント
5位 『波よ聞いてくれ』(沙村広明)48ポイント
6位 『約束のネバーランド』(出水ぽすか・白井カイウ)43ポイント
7位 『ゴールデンゴールド』(堀尾省太)42ポイント
8位 『ファイアパンチ』(藤本タツキ)37ポイント
9位 『ハイスコアガール』(押切蓮介)33ポイント
10位 『からかい上手の高木さん』(山本崇一朗)30ポイント
11位 『私の少年』(高野ひと深)20ポイント
12位 『東京タラレバ娘』(東村アキコ)18ポイント
13位 『空挺ドラゴンズ』(桑原太矩)9ポイント
弱冠15歳、デビュー作品にして、史上初の芥川賞&直木賞のWノミネートという快挙を成し遂げた、鮎喰響。
世間が大きく騒ぎ、文学界が慌てふためく中でも、あくまで自分の生きる態度は変わらない響。
そんな中、運命の受賞作発表の日がやってくる......!!!
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