【マンガ大賞2023】とよ田みのるさん『これ描いて死ね』が受賞
マンガ大賞実行委員会は3月27日、「マンガ大賞2023」の大賞作品を発表しました。
マンガ読みが選ぶ2022年のイチ推しは、『これ描いて死ね』
マンガ大賞2023は、一次選考によってノミネート作品に選ばれた11作品を対象に二次選考を実施し、大賞が決定しました。大賞および2位から10位までの作品は次の通りです。
【マンガ大賞2023最終結果】 ※敬称略
大賞:とよ田みのる『これ描いて死ね』(小学館)
2位:馬上鷹将・末永裕樹『あかね噺』
3位:和山やま『女の園の星』
3位:阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』
5位:トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』
6位:松木いっか『日本三國』
7位:藤本タツキ『さよなら絵梨』
8位:地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』
9位:山口貴由『劇光仮面』
10位:タイザン5『タコピーの原罪』
11位:モクモクれん『光が死んだ夏』
マンガ大賞について
マンガ大賞は2008年に創設された、有志によるマンガ賞です。
運営は、マンガ大賞実行委員会が行っており、選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たちで、書店員をはじめとするさまざまな職業の方がメンバーとして参加しています。
その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品を対象とし、一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出。二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品がノミネートされます。選考員はその全てを読み、トップ3を選びます。その結果を集計し、「マンガ大賞」が決定されます。
これ描いて死ね (1) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) とよ田 みのる (著) ◎とよ田みのる最新作は、漫画家漫画! 漫画の可能性をひたすらに探究した前作『金剛寺さんは面倒臭い』完結から1年8か月。 東京の島しょ・伊豆王島に住む安海 相は、漫画が大好きな高校1年生。 漫画家にはどうやったらなれるのか? 漫画家を目指している人にも、かつて目指していた人にも、漫画が好きな人にはもちろん、漫画を毛嫌いしている人にも、漫画を読んだことがない人にだって ゲッサン本誌掲載時のカラーページを単行本でもカラーで再現! 巻末には本作に実は深く関わる作品だった「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された読切、『デビュー』タイトル改めの『ロストワールド』を収録! |
【関連】
▼マンガ大賞2023
◆「僕街」三部けいさん最新コミック『13回目の足跡』第1巻が刊行 | 本のページ
◆【第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞】青春恋愛部門はやまもり三香さん『うるわしの宵の月』、大人の恋愛部門はma2さん『私たちが恋する理由』が受賞 | 本のページ
◆「第47回講談社漫画賞」最終候補作が決定 『あかね噺』『うるわしの宵の月』『ダーウィン事変』など15作品 | 本のページ
◆【ebookjapanマンガ大賞2023】やまもり三香さん『うるわしの宵の月』が受賞 | 本のページ