『日本人俳優』なぜ、彼は二つの国で受け入れられたのか? 俳優・大谷亮平さんによる初の著書
俳優・大谷亮平さんによる初のライフストーリーブック『日本人俳優』が、TAC出版より刊行されました。
なぜ、彼は二つの国で受け入れられたのか? だれも知らなかったライフストーリー&ポートレート
大谷亮平さんは韓国で10年以上活動し「韓国で最も活躍している日本人俳優」として知られ後、日本へ「逆輸入」。10月1日スタートの朝ドラ『まんぷく』への出演が大きな話題になっています。
アジアでの人気を誇る大谷さんがこれまでの軌跡を語り、世界的な写真家・鋤田正義さんによるポートレートも満載の一冊です。
大谷亮平さんプロフィール
大谷亮平さんは、1980年10月1日生まれ。大阪府出身。
2003年にモデルとしてCMに出演したことをきっかけに、韓国で活動開始。興行収入記録を塗り替えた映画に出演するなど俳優としても成功を収め、日本へ拠点を移す。
ドラマ『ラヴソング』『逃げるは恥だが役に立つ』などに出演し、初主演映画『ゼニガタ』も公開。今年の韓国ソウルドラマアワードではアジアスター賞を受賞。
【大谷亮平、初のライフストーリーブック】
韓国の人々が笑顔で名前を口にする日本人俳優がいる。
「リョウヘイ」――大谷亮平。
国体に出場するレベルのバレーボール選手だった彼は、モデルの世界に飛び込み、2003年に韓国でダンキンドーナツのCMに出演したことをきっかけに、拠点を同国に移した。
俳優転向後は興行収入記録を塗り替えた『バトル・オーシャン 海上決戦』や『神弓 -KAMIYUMI-』などの大ヒット映画、韓国ドラマアワード2014でグローバル俳優賞を受賞した『朝鮮ガンマン』、知名度の証ともいえる『ルームメイト』など地上波バラエティ番組に次々出演。韓国で最も活躍している日本人俳優になった。
2016年に自らの意志で帰国。
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、初主演映画『ゼニガタ』などで日本でもその魅力が浸透し始め、現在は朝の連続テレビ小説『まんぷく』への出演で大きな話題になっている。
なぜ、彼は二つの国で受け入れられたのか?
誰も知らなかった彼のライフストーリー&ポートレート
ポートレートを手掛けたのは、デヴィッド・ボウイ、マーク・ボラン、YMO、忌野清志郎などのミュージシャン、是枝裕和やジム・ジャームッシュ監督作品のスチール撮影で名高い、日本を代表する写真家・鋤田正義。
鋤田はこれまで「海外を目指す、日本のミュージシャンや俳優」を数多く撮影してきたが、大谷亮平もその系譜の一人。圧倒的なクオリティのポートレートからは、大谷亮平の強い意志と自然な笑顔、肉体の躍動感が伝わってくる。