『ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の超呼吸法』呼吸を制すればパフォーマンスが激変する!脳を最適化する「呼吸」の極意
根来秀行さん著『ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の超呼吸法』が、KADOKAWAより刊行されました。
世界の最先端医療をリードするハーバード大学などで臨床、研究、医学教育に関わる著者が明かす、呼吸法の決定版!
呼吸は24時間、休むことなく自律神経によってコントロールされています。
普段は無意識に行っている呼吸ですが、意識的に呼吸を止めたり、深呼吸によって吸う息の量を調整したりもでき、意識的にも無意識的にも行える二面性をもった唯一の生理機能が呼吸です。
近年、呼吸の仕方を変えることで脳やメンタルまでコントロールできることが、科学的に解明されてきました。
しかも呼吸法は、特別な道具を必要とせず、場所も選びません。
いつでも、どこでも、思い立ったら、すぐに実行できる呼吸法こそが、忙しいビジネスパーソンに最適のパフォーマンスアップ法です。
呼吸がパフォーマンスを変えられるのは、自律神経のセンサーが横隔膜にあるからです。
深い呼吸で横隔膜を動かすことでアクセルのような働きの交換神経から、休息と修復を担うブレーキの働きをする副交感神経にスイッチが切り替えられます。そのため、ストレスが軽減され、短い時間でリフレッシュし、思考も変わって集中できるようになります。
周りの雑音も気にならないほどの高い集中力は45分程度しか継続できません。脳は思いのほか、飽きやすく、疲れやすいのです。
だからこそ、呼吸法によるブレークタイムを適切に取ることが最も効率的な脳疲労のリセット法になります。
さらに、全身の約60兆個の細胞すみずみにまで酸素を届け、機能アップを図る細胞呼吸(内呼吸)の精度を上げる二酸化炭素の耐性のつけ方も詳しく解説。これ一冊で、パフォーマンスと体調を、劇的に変えることができるでしょう。
本書の構成
プロローグ 呼吸を制して、最強メンタル&脳覚醒をコントロール
序章 脳を自在に操りパフォーマンスを上げる10の呼吸法
第1章 脳を最適化する呼吸法
第2章 なぜ呼吸がパフォーマンス向上の根幹となるのか?
第3章 日常呼吸を見直せばパフォーマンスはもっと向上する
第4章 正しい呼吸はトータルパワーを飛躍させる
第5章 プレゼンに強くなるセロトニンコントロール
第6章 体調に直結する毛細血管力
第7章 最高の睡眠は最強の呼吸法から
第8章 多くの著名人が実践するマインドフルネス
エピローグ 本来のポテンシャルを最大限に生かすために
根来秀行さん プロフィール
著者の根来秀行(ねごろ・ひでゆき)さんは、医師、医学博士。ハーバード大学医学部客員教授、ソルボンヌ大学医学部客員教授。
日本抗加齢医学会評議員、米国抗加齢医学会日本学術顧問、臨床ゲノム医療学会理事など、国際的に臨床、研究、医学教育の分野で活躍中。
『ホルモンを活かせば、一生老化しない』(PHP研究所)、『「毛細血管」は増やすが勝ち!』(集英社)など著書多数。