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『コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日』朝日新聞の連載を書籍化

『コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日』朝日新聞の連載を書籍化

『コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日』朝日新聞の連載を書籍化

朝日新聞出版より、神足裕司さん著『コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日』が刊行されました。

 

朝日新聞「Reライフ」面の好評連載を書籍化!

(「はじめに」より)

ボクの頭はどうにかしている。「覚えていない」。それを自覚できたのは数年前のことだ。忘れていることも忘れているので以前はのんきなものだった。「今日はどんなリハビリしたの?」。そう聞かれて首を横に振る。「リハビリなんてしてない」。そういう意思表示だ。「そうなんだ……」。家人はそういって話は終わろうとしている。「あれ?ってことは、もしかしてリハビリしてボクが覚えてないってこと?」。そんな疑問を持ち始めたのだ。

 
2011年9月3日、仕事先の広島から東京に戻る飛行機の中で、コータリンさんは倒れました。くも膜下出血でした。

2度にわたる手術の末、奇跡的に一命はとりとめたものの、左半身には麻痺が残りました。これまでの暮らしは一変し、リハビリと車椅子の生活が始まりました――。

 

本書の内容

・1カ月、生死をさまよった
・記憶のパズル、穴ポツポツ
・災害発生、車椅子で避難?
・友の力こそ最強のリハビリ
・結婚や恋愛、悪くなかったよ
・奥さんに、また恋してる
・「みんな一緒」違う気がする
・本当につらい時、人は笑う
・避難を想像、途方にくれる
・「必要とされる」が嬉しい
・ボクは投票して責任果たす
・将来を考え、初の一票を
・結婚相手、親が選ぶ時代!?
・信用のない入院中のボク
・老いも若きも散歩にGO
・「また今度」簡単に言ってたな

ほか、2016年4月4日から2017年12月25日掲載分を収録

【特別収録】
現代の肖像 書くことは、生きること
(『AERA』2017年8月7日号から) 

平成夫婦善哉 神足裕司・明子夫妻インタビュー
(『週刊朝日』2017年7月21日号から)

鍼灸マッサージ師・機能訓練指導員 牧野高大さんインタビュー
コータリン、リハビリをする

 

 


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