気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『ブランドのコラボは何をもたらすか 午後の紅茶×ポッキーが4年続く理由』世の中から待望される“コラボ”の秘密を大公開!

『ブランドのコラボは何をもたらすか 午後の紅茶×ポッキーが4年続く理由』世の中から待望される“コラボ”の秘密を大公開!

『ブランドのコラボは何をもたらすか 午後の紅茶×ポッキーが4年続く理由』世の中から待望される“コラボ”の秘密を大公開!

宣伝会議は、『ブランドのコラボは何をもたらすか―午後の紅茶×ポッキー が4年続く理由―』(午後の紅茶×ポッキー プロジェクト・編著)を刊行しました。

 

単発・一時的な売上向上施策で終わりがちなコラボを、ブランドに貢献する形で成功させる秘訣とは

本書は、2015年からはじまり、今年で4年目を迎える、「午後の紅茶」と「ポッキー」の共同商品開発プロジェクトについて解説したものです。

一般的にはどちらかのブランドやキャラクターなどの傘を借りてコラボすることが多い中、本プロジェクトでは、各ブランドの世界観を尊重しつつもゼロから新しい商品を作るという形でコラボを実現しています。

単発の販促企画としてではなく、ブランド価値を高める施策として「続く」「待ち望まれる」コラボは、どのようにして生まれるのか。
本書では、これまでの軌跡をたどりながら、成功の秘密を解き明かします。

また、本プロジェクトには、メンバーが全員20~30代の女性社員という特徴があります。本コラボ商品は「女性のための幸せ」をテーマにしており、ターゲット世代のメンバーが商品開発を行いました。

本書には、メンバーが追究した「女性の幸せ」についてもマーケティングの観点から纏められています。

 
■主な読者層
・メーカー・サービス業のマーケティング活動に従事している方
・新商品開発に日々頭を悩ませている方
・女性ならではの感性を生かしたくてウズウズしている女性社員の方
・何か新しいことを仕掛けたいと日々過ごしている若手社員の方
・そんな若手社員の気持ちが分からない上層部のおじさま方
・SNSで話題になるプロモーションのアイデアを欲している方
・チームでの組織運営に苦労している管理職の方
・魅力的な売り場づくりに悩む流通関係の方
・新しいビジネスアイデアを探している経営層の方
・就職活動中の学生の方
など

 

本書の構成

はじめに

■第1章 コラボのはじまり
コラボプロジェクト、始動
・2ブランドに共通する課題
・コラボの3つの型
・プロジェクトメンバーの編成
・プロジェクト進行の大きなルール
・一斉プレゼン制度
・ゼロからの共同商品開発に向けて

■第2章 第1弾「手を繋ぐコラボ」
商品コンセプト企画 編
・ブランドを交換して考える
・出口からの逆算
・世にはびこる「ザ・女子向け商品」を反面教師に
・左脳だけでマーケティングしない
・女子の「幸せ」って何なのか、考えてみた
・あえて手間をかける、という贅沢
・見つけた!これこそリアルインサイト
・ゼロからの味覚開発
売り方の企画 編 第1弾
・売り方からの逆算
・デザイン大解剖
・棚取り合戦
・広告費がない!
・SNSで自走するデザイン
第1弾の結果 編
・ザワザワをつくる

■第3章 第2弾「キスするコラボ」
第1弾からの学び 編
・「2年目」の意味するところ
・DNAの分析
「進化」の施策 編
・食べ合わせの再考・ペアリングパッケージの進化
売り方の企画 編 第2弾
・コミュニケーションターゲットの設定
・セット買いを加速させる仕掛け
・街じゅうでキスする2週間
第2弾の結果 編
・フォトジェニック市場での情報流通
・販売結果

■第4章 第3弾「おとぼけコラボ」
3年目のジレンマ 編
・過去を超えたいという思い
・いまの女子って何者?
…立ち止まる勇気が発見したリアル
・「おっさん女子」の顔
・禁断のジャンキー(ボツ案)
・いまこそ力を抜いて 右脳と左脳の使い方
・「マーケター」から「ターゲット」へ
コンセプト再出発 編
・キーワードは「ヌケ感」
・商品名でコンセプトを表現
売り方の企画 編 第3弾
・おとぼけの唄 楽曲開発
・タレントを起用したおとぼけレポートムービー
・新しいニュースリリースの形
・固まる観光客
第3弾の結果 編
・コンセプトとプロモーションの成果

■チョコ部長×紅茶部長 スペシャル対談

■第5章 コラボレーション・マーケティング論
・目的の設定
・コラボのバリュー
・コラボ相手の選定
・コラボレーション・プランニング
・スケジュールの描き方
・打ち上げ花火からの脱却

おわりに

 

ブランドのコラボは何をもたらすか ~午後の紅茶×ポッキー が4年続く理由~
「午後の紅茶」と「ポッキー」。
おなじみの2ブランドのコラボレーションは、今年で4回目を迎えます。
発売のたびに大ヒットを飛ばすこの企画は、 キリンビバレッジ・江崎グリコ・電通の3社が、異業種、クライアント、広告会社、とあらゆる垣根を超えてはじまりました。

単発で終わりがちなコラボレーション企画が、なぜ世の中から支持され、継続できているのか。
そこには、「ビジネスの神髄」を秘めたコラボの姿がありました。

本書では、このコラボのプロジェクトメンバー(20~30代の女性社員のみ! )が、これらの秘訣を大公開。
本コラボ商品のターゲット層とも言える自分たちが、どのように商品や世の中と向き合いながら商品開発からプロモーションまで企画を進めていったのか。
3社分の社内承認をどのように乗り越えたのか。
世の中の期待をどのように作り出していったのか、など、プロジェクトの軌跡をたどりながら、ノウハウを凝縮しています。

【出版社からのコメント】
様々なメディアでも取り上げられた、「午後の紅茶」×「ポッキー」のコラボレーション。
打ち上げ花火的に注目されては忘れ去られてしまう「コラボ」が、なぜうまくいっているのか。
このコラボには、構成メンバーの工夫・プロジェクトマネジメントの工夫・今の時代にあった消費者とのコミュニケーションのとり方など、あらゆる成功の秘訣が隠されていました。
本書で、その全容を大公開!
コラボをしたい方のみならず、ブランドの活性を行いたい方、面白い企画を実施したい方、マーケティングの企画に触れてみたい方、女性向け向け商材のヒントがほしい方など、あらゆる方が面白く読めて、役に立つ1冊です。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です