『人為バブルの終わり』2018年夏に顕著化する動乱に備えよ!
ビジネス社より、若林栄四さん著『人為バブルの終わり 2018年、日本を襲う超円高・株安・デフレの正体』が刊行されました。
世界経済を襲う「クリーピング・クライシス」
世界経済は「クリーピング・クライシス」に見舞われています。クリーピング・クライシスは「忍び寄る危機」と訳されていますが、「顕在化しない危機」という意味でもあります。
それはなぜか? 若林栄四さんは「人為が世の中のすべてを動かすと勘違いしている、頭の悪いリーダーが台頭してきたからだ」と一刀両断にします。
認知されていても優先度は低く、それらの問題がこれまで蓄積されてきた結果、2018年夏以降にクライシスが勢いよく浮上してくると若林さんは予測します。日本だけでなく、欧米、中国、ロシア、韓国やアジア諸国、中欧諸国も同じで、結果として大動乱が巻き起こると予測されるといいます。
若林さんが独自の「黄金分割」から予測する、2018年以降の長期的・短期的世界経済をまとめた一冊です。
本書の構成
第1章 アメリカの悲劇の開幕
第2章 トランプの通信簿
第3章 アベノミクスという誤謬
第4章 2022年から回復期を迎える日本経済
第5章 衰えを露呈するアメリカと怒らない日本人の現実
第6章 やがて超ユーロ高、ドル安、円安の時代がやってくる
第7章 200年雌伏していた中国のパワー
最終章 デフレが続く2020年までの心得
若林栄四さん プロフィール
著者の若林栄四(わかばやし・えいし)さんは、1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。同行シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店次長を経て、1987年、勧角証券(アメリカ)執行副社長。1996年末退職。
現在、米国(ニューヨーク)に在住。日本では外国為替コンサルタント会社である(株)ワカバヤシエフエックスアソシエイツの代表取締役を務める。