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『これはしない、あれはする』「もう歳だから…」はもったいない シニア起業で第2、第3の人生に挑戦する生き方

『これはしない、あれはする』「もう歳だから...」はもったいない シニア起業で第2、第3の人生に挑戦する生き方

『これはしない、あれはする』「もう歳だから…」はもったいない シニア起業で第2、第3の人生に挑戦する生き方

サンマーク出版より、小林照子さん著『これはしない、あれはする』が刊行されました。

 

シニア起業で人生100年時代を豊かに過ごす

平均寿命が延び、人生100年時代と呼ばれる時代になった今、定年といわれる60代はまだ元気で、そこから先の人生を“老後”として生活するにはあまりに長すぎます。

増税や「改正高齢者雇用安定法」の状況が進む中、シニア起業で人生を豊かに過ごす人が増えてきています。
シニア起業で一生楽しく働く生き方は、これからの時代の先駆けであり、働く女性へのキャリア手本にもなると言えます。

今回、その代表的な生き方をしている82歳の現役美容研究家の小林照子さんの新刊が発売されました。

 

一度きりの人生、少し欲張りなくらいでいい

小林照子さんは、一度きりの人生、少し欲張りなくらいでいいと考え、まさにシニア起業を実現し、成功されています。

コーセー取締役・総合美容研究所所長を退任後、56歳 で「美・ファイン研究所」を創業、設立。75歳の時に、教育機関、青山ビューティ学院高等部を本格スタート。82歳を迎えた今、「人生100年時代」をコンセプトにした3社目の会社を設立。

この本のメッセージである、「人はいくつになっても、新しい人生をはじめられる」を、小林照子さん自らが体現しています。
本書は、そんな、人生100年時代の体現者が書く、これからの時代の生きるヒントが詰まった一冊です。

 

本書の特徴

前半は25個の「しないこと」
例)くらべない、欠点を隠さない、持ちすぎない…等、

後半は25個の「すること」
例)新しいものを取り入れる、若い人に学ぶ、天命を知る…等、

で構成されており、目次を見て気になった言葉から読むことができます。

 

シニア起業の魅力

1.時間の自由がある
それまでの雇われていた働き方とは違い、自分の好きな時間に働くことができます。

2.経験、スキル、人脈
長い会社員時代の経験、スキル、人脈を活かしスタートすることができるので、若年層起業に比べて成功率が高いと言われています。

3.好きなこと、社会貢献
年金、退職金などを得てスタートすることができるので、売上を優先せずに自分のやりたいこと、社会貢献性を優先した事業を行うことができます。

65歳以上の働く男女2,000人を対象に行われたアンケート結果を見ると、好きなことを仕事にすることでやりがいや生きがいを感じながら毎日を豊かに過ごすことができるシニア起業は、まさに働くシニアの理想の働き方を実現できるのです。

 

小林照子さん プロフィール

著者の小林照子(こばやし・てるこ)さんは、1935年生まれ。美容研究家・メイクアップアーティスト。

戦中から戦後にかけ、生みの親、育ての親、義理の親ら5人の親 に育てられるという少女時代を経て、上京。保険外交員の仕事をしながら、美容学校に通う日々を送る。

その後化粧品会社コーセーにおいて35年以上にわたり美容について研究し、その人らしさを活かしたナチュラルメイクを創出。

1991年、コーセー取締役・総合美容研究所所長を退任後、56歳 で「美・ファイン研究所」を創業、設立。75歳の時に、高校卒業資格とビューティの専門技術・知識の両方を取得できる新しい形の教育機関、青山ビューティ学院高等部を本格スタート。

82歳を迎えた今なお、スケジュール帳には余白がないほど予定を詰め込み、あらゆるビューティビジネスに向けてのプランニ ング、コンサルティング、社員研修に携わる他、ボランティア活動も積極的に行っている。著書多数。

 

これはしない、あれはする
本書は、82歳にして、いまなお現役の美容研究家として活躍する著者が「いまを生きる人たち」に、みずからの失敗を振り返りつつ、「25のしないほうがいいこと」と「25のしたほうがいいこと」を説いた本です。

「くらべない」「嫉妬しない」「詮索しない」「欠点を隠さない」から「笑顔でいる」「働きつづける」「ひとり時間を持つ」「たがいに許し合う」まで、年齢を重ねた著者だからこそ説得力を持つ「一見あたりまえのことがらに含まれた人生の真理」に触れてみたいと思いませんか?

著者の小林照子さんは、60年以上にわたって美容研究家として活躍してきた、いわば「美容業界のレジェンド」ともいえる存在です。
56歳で会社を創業し、75歳で高校を設立。82歳にしていまなお、新しいプロジェクトを始めるなど、「人生100年時代」における、ひとつの理想的な生き方をまさに体現しています。

夢を求める20代の若者から、元気に生きる100歳の方まで、「人生100年時代」を生きる知恵がつまった一冊です。

「人はいくつになっても、新しい人生を始められる」ということを、感じとってください。

◆小林照子語録(本書より)

心配しても、いいことは何もない。人生はなるようにしかならないのです。

「歳をとったらほどほどに」が美徳なんて嘘。一度きりの人生、少し欲張りなくらいでいい。

欠点を欠点と決めつけてはいけません。たとえば歳を重ねて顔にできたシワは、長く生きているうちに刻まれた、人生の勲章なのです。

小さなことでも大きなことでも、大騒ぎする姿はとても醜いものです。

一分前でも過去は過去。過去を嘆いても過去は変わりませんが、未来はこれからいくらでも変えていくことができるのです。

歳をとればとるほど、笑顔は大事。笑うと「モテ期」がやってきます。

謝るべきときは、謝る。ただし、自分の信念を守るべきときはけっして頭を下げてはなりません。

◆目次より抜粋
しないこと――
くらべない
嫉妬しない
一日を無駄にしない
心配しない
お金に執着しない
詮索しない
うらやましがらない
悪口を言わない
欠点を隠さない
嘘をつかない
早口にならない
無理をしない
粗末にしない など

すること――
フルネームで生きる
笑顔でいる
若い人に学ぶ
非があるときは謝る
変わる
緩急をつける
手帳を持つ
自分をかわいがる
ひとり時間を持つ
美意識を持つ
たがいに許し合う
大事な人を見送る
感謝の言葉を唱える など

 


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