『回転木馬のデッド・ヒート』村上春樹さんの短編集を電子書籍化
講談社は、村上春樹さんの短編集『回転木馬のデッド・ヒート』を11月24日より主要電子書店で配信を開始しました。
講談社刊行の作品としては、『遠い太鼓』『やがて哀しき外国語』『アンダーグラウンド』『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『スプートニクの恋人』『アフターダーク』に続く電子書籍の配信となります。
【内容紹介】
「それはメリー・ゴーラウンドによく似ている。それは定まった 場所を定まった速度で巡回しているだけのことなのだ。どこにも行かないし、降りることも乗りかえることもできない。誰をも抜かないし、誰にも抜かれない」
人生という回転木馬の上で、人は仮想の敵に向けて熾烈なデッド・ヒートをくりひろげる。
事実と小説とのあわいを絶妙にすくいとった、村上春樹さんの8つのスケッチ。
回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)
現代の奇妙な空間―都会。そこで暮らす人々の人生をたとえるなら、それはメリー・ゴーラウンド。人はメリー・ゴーラウンドに乗って、日々デッド・ヒートを繰りひろげる。人生に疲れた人、何かに立ち向かっている人…、さまざまな人間群像を描いたスケッチ・ブックの中に、あなたに似た人はいませんか。
現代の奇妙な空間―都会。そこで暮らす人々の人生をたとえるなら、それはメリー・ゴーラウンド。人はメリー・ゴーラウンドに乗って、日々デッド・ヒートを繰りひろげる。人生に疲れた人、何かに立ち向かっている人…、さまざまな人間群像を描いたスケッチ・ブックの中に、あなたに似た人はいませんか。