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第15回開高健ノンフィクション賞受賞作『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』

第15回開高健ノンフィクション賞受賞作『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』

第15回開高健ノンフィクション賞受賞作『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』

選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追ったノンフィクション『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』(畠山理仁さん著/集英社)が、11月24日に刊行されます。

 

第15回開高健ノンフィクション賞受賞!選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追う!

落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦! 無頼系独立候補たちは、なぜ選挙に挑むのか。本書は、その「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録です。

第一章では、今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂さんへの10年に及ぶ密着取材の報告を行っています。

第二章では、公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、”平等”な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアを記述。

第三章では、2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。

生身の候補者一人一人にはドラマがあります。誰もが命をかけて自分の主張を訴えています。選挙に敗れても、何度でも立ち上がり、「次こそは」とまた新たな戦いに挑戦する。本書は、そんな候補者たちの人生を追いかけた記録です。

 

開高健ノンフィクション賞選考委員、大絶賛!

キワモノ扱いされる「無頼系独立候補」たちの、何と個性的で、ひたむきで、そして人間的なことか。 ――姜尚中さん(政治学者)

民主主義とメディアについて、今までとは別の観点で考えさせられる。何より、作品として実に面白い。 ――田中優子さん(法政大学総長)

ただただ、人であることの愛おしさと愚かさを描いた人間讃歌である。 ――藤沢周さん(作家・法政大学教授)

著者の差し出した時代を映す「鏡」に、思わず身が引き締まる。 ――茂木健一郎さん(脳科学者)

日本の選挙報道が、まったくフェアではないことは同感。変えるべきとの意見も賛成。 ――森達也さん(映画監督・作家)

(選評より)

 

畠山理仁さん プロフィール

著者の畠山理仁(はたけやま・みちよし)さんは、1973年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。

著書に『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『領土問題、私はこう考える!』(集英社)。取材・構成として『日本インディーズ候補列伝』(大川豊さん著、扶桑社)、『10分後にうんこが出ます』(中西敦士さん著、新潮社)、『新しい日米外交を切り拓く』(猿田佐世さん著、集英社)なども担当。

 
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