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【第15回開高健ノンフィクション賞】畠山理仁さんの『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』が受賞

第15回開高健ノンフィクション賞は、フリーランスライター・畠山理仁さんの『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』に決定しました。

 

開高健ノンフィクション賞について

開高健ノンフィクション賞は、日本のノンフィクション文学に大きな足跡を残した作家・開高健さんを記念して創設された公募の文学賞です。集英社が主催し、受賞者には賞金300万円が贈られます。

従来の枠にとらわれない、広いジャンル、自由なものの見方・方法によるノンフィクション作品を募っています。

 

第15回開高健ノンフィクション賞について

今回の受賞作『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』は、何者にも頼らず独自の戦いを続ける無名の新人候補(=無頼系独立候補)たちが、メディアから無視され続ける現場で、その候補者たちの活動を記録し、光を当てた作品です。

なお、贈賞式は11月17日、東京・内幸町の帝国ホテルにて開催。

 

畠山理仁さん プロフィール

畠山理仁(はたけやま・みちよし)さんは、1973年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。国内のみならず、アメリカ、ドイツ、イラク、ヨルダン、北朝鮮、台湾なども取材しています。東日本大震災以降は、被災地に生きる人々も取材しています。

自著に『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『領土問題、私はこう考える!』(集英社)。取材・構成、編集協力した書籍に『日本インディーズ候補列伝』(大川豊さん著・扶桑社)、『10分後にうんこが出ます』(中西敦士さん著・新潮社)、『新しい日米外交を切り拓く』(猿田佐世さん著・集英社)などがあります。

 

記者会見ゲリラ戦記 (扶桑社新書)
政権交代以降、「記者会見オープン化」の現場を歩き始めたフリーランスライターが遭遇した、世にも奇妙な永田町の慣例―「記者クラブ」の皆様には名刺交換を拒まれ、記者章のない国会では門前払いされ、会見に参加できても質問はできない「名ばかりオープン化」の実態―twitterやUstreamを駆使して会見「タダ漏れ」を試みながら考えた記者クラブの「報じない権力」とは?「会見開放」をめぐるゲリラ戦の記録。

 
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集英社 開高健ノンフィクション賞

 


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