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『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』村上春樹さん、吉本由美さん、都築響一さん共著のトラベルエッセイが電子書籍版を刊行

『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』村上春樹さん、吉本由美さん、都築響一さん共著のトラベルエッセイが電子書籍版を刊行

『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』村上春樹さん、吉本由美さん、都築響一さん共著のトラベルエッセイが電子書籍版を刊行

文藝春秋では、2008年に刊行された村上春樹さん、吉本由美さん、都築響一さん共著の『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』の電子書籍版を11月1日より発売しています。

 

村上春樹さん、吉本由美さん、都築響一さんによる驚天動地のトラベルエッセイ

作家の村上春樹さんが「たいしたもんじゃないですけど、くちゃくちゃ噛んでいるうちに、なんかそれなりの味が出てくるのでは……」というコンセプトのもと、自らが隊長となり、長年の友人であるエッセイストの吉本由美さん、編集者で写真家でもある都築響一さんと組んだユニットが「東京するめクラブ」です。

するめクラブの目的は、面白いものを探すこと、というわけで3人はさまざまな場所へと出かけます。旅先で見つけた、「ちょっと変なもの」について、3人が手分けして書いた紀行文と座談会で構成されたのが『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』です。

するめクラブの3人は、名古屋で独特の食文化やホテル事情に注目し、江の島では由緒ある旅館で「お泊り」を体験、さらに日本を飛び出し、ハワイ、サハリンでも変なものを探しに足を運んでいます。

すごく変ではないけれど、ちょっと変なものが満載の驚天動地のトラベルエッセイです。

 

著者プロフィール

 
■村上春樹(むらかみ・はるき)さん

1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞。1982年に『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、1985年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、1996年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、1999年『約束された場所で underground 2』で桑原武夫学芸賞を受賞。2006年にフランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2007年に朝日賞、坪内逍遥大賞、2009年エルサレム賞、『1Q84』で毎日出版文化賞など多数の文学賞を受賞。

『ノルウェイの森』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』『女のいない男たち』『騎士団長殺し』など多くの著作、翻訳がある。

 
■吉本由美(よしもと・ゆみ)さん

熊本生まれ。スタイリストとして『オリーブ』『アンアン』といった女性誌で活躍、執筆活動に入る。無類の猫好きで、スワローズの熱狂的ファンでもある。

『じぶんのスタイル』『ナチュラルノート』『だから猫はやめられない』『道草散歩』『一人でとるディナー』『今わたしの居るところ』『するめ映画館』『かっこよく年をとりたい』『みちくさの名前。雑草図鑑』など著書も多い。

 
■都築響一(つづき・きょういち)さん

1976年から1986年まで『POPEYE』『BRUTUS』で現代美術や建築、デザインなどの記事を担当。1989年から1992年にかけて現代美術全集『アートランダム』全102巻を刊行。自らカメラを手に若者の部屋を撮影した『TOKYO STYLE』や日本各地の奇妙な名所を切り取った『ROADSIDE JAPAN』を発表。

1998年、木村伊兵衛写真賞を受賞。1997年から2001年にかけてアマチュアの優れたデザインを集めた写真集『ストリート・デザイン・ファイル』全20巻を刊行。その後も秘宝館やスナック、インディーズ演歌歌手など「業界」が見向きもしない、名も無き人々の生き様や創作活動に光を当て、日本および世界のロードサイドを巡る取材を続行中。

★メールマガジン「ROADSIDERS’weekly」:http://roadsiders.com/

 

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)
たいしたもんじゃないけれど、くちゃくちゃ噛んでいるうちに味が出てくるのでは…なるコンセプトのもとに結成された「東京するめクラブ」。村上隊長を先頭に好奇心のおもむくまま、「ちょっと変な」ところを見てまわった、驚天動地のトラベルエッセイ。まずは魔都・名古屋にて、名物喫茶メニュー“甘口抹茶小倉スパ”に悶絶トライ。

 


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