『採点者の心をつかむ 合格する小論文』無難でありきたりの小論文では評価されない!合格する小論文を書くには?
かんき出版より、中塚光之介さん著『採点者の心をつかむ 合格する小論文』が刊行されました。
“自分の体験談”が、採点者の心をつかむ!
「何を書いたらいいかわからない」
「読み手を説得する書き方がわからない」
「大人の文章が書けない」
そんなふうに、小論文を苦手とする人は少なくありません。
型式なマナーやテクニックはありますが、大学入試などでは、それに従って書かれた小論文が量産されるようになったため、無難でありきたりなものでは評価されなくなっています。
ありきたりではない、きらりと光る“評価される小論文”を書くためには、
「必ず賛成・反対を表明しなければならない」
「起承転結で書かなければならない」
「要約が必要」
といった、これまでの小論文の“常識”から疑う必要があります。
本書は、受験生が疑問に思っていることをスッキリ解決し、採点者が、おもわず読んでしまう小論文を書くコツを、とてもシンプルに、そしてわかりやすく伝えています。
キーワードは“自分の体験談”です。
これを軸に書くことで、採点者が読む気をなくす、超平凡な「量産型小論文」から抜け出すことができます!
“今さら聞けない小論文の質問”にも回答
著者は、小論文指導歴25年の塾講師。担当する小論文対策講座は満席状態で、夏期講習は申込み開始後、即締切となるほどの圧倒的な人気を誇っています。
本書では、ここ数十年の小論文の傾向を分析し、作文と小論文の違いとは?といった基本から実際の書き方まで、論理的かつわかりやすい言葉で解説。
具体的な答案例を豊富に掲載し、「マニュアル」通りではなく、「自分の体験」に引き寄せて書く“合格する小論文”の極意を伝授してくれます。
「小論文では制限時数の何割書けばいいんですか?」
「大学入試の小論文には採点基準がありますか?」
「過去問は何年分やればいいんですか?」
といった、今さら聞けない小論文の質問にも答えています。
小論文試験はもちろん、2020年度から大学入試が変わることで増える長文記述問題や、大学のレポートづくりにも役立つ内容です。
本書の目次
第一章 小論文の「ジョーシキ」を疑ってみよう
第二章 合格する小論文に必要なこと
第三章 合格する小論文の実践トレーニング
第四章 合格する小論文勉強法
第五章 今さら聞けない小論文の質問集
中塚 光之介さん プロフィール
著者の中塚光之介(なかつか・こうのすけ)さんは、河合塾講師。大阪府出身。
早稲田大学卒業後の1993年から、河合塾にて添削指導(人文教育系、社会科学系、医系など)、入試分析、教材作成などを行い、小論文指導歴は25年にも及ぶ。2000年からは、すいどーばた美術学院、2001年からは、新宿セミナーで看護系小論文の指導を行う。2003年から河合塾小論文科講師となり、医系小論文、文系小論文、帰国生入試小論文担当する。医系テキスト、全系統テキスト、全統論文模試、全統医進模試プロジェクトチームにも参加。
また、AO・推薦対策全般(提出書類、面接など)の指導も行う。担当する小論文対策講座は満席状態。夏期講習は、申込み開始後、即締切となるほどの圧倒的な人気を誇る。