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『子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』 敏感気質を第一人者の精神科医・長沼睦雄さんがわかりやすく解説

『子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』 敏感気質を第一人者の精神科医・長沼睦雄さんがわかりやすく解説

『子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』 敏感気質を第一人者の精神科医・長沼睦雄さんがわかりやすく解説

誠文堂新光社は6月15日、精神科医・長沼睦雄さんの『子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』を刊行しました。

 

ツイッター、ネットニュースで話題! 敏感気質(HSP/HSC)について、第一人者の精神科医がわかりやすく解説

ハフィントンポストの記事「罪悪感を感じ、落ち込みやすい。やけに生きづらいあなた 。HSP(とても敏感な人)診断してみませんか。」(6月7日)や、NHK NEWS WEBの記事「“敏感すぎる”に共感広がる」(5月19日)で話題になった“HSP=Highly Sensitive Person(敏感すぎる人)”をご存知でしょうか? 子どものHSPを、HSC=Highly Sensitive Child(敏感すぎる子ども)といいます。

 
□ すぐにびっくりする
□ いつもと違う臭いに気づく
□ 興奮したあとはなかなか寝つけない
□ たくさんのことを質問する
□ 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
□ うるさい場所を嫌がる

 
これはHSP/HSCの提唱者であるアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン氏が作成したHSCチェックリストの一部です。この23のチェックリストで半分以上が当てはまれば、あるいは、当てはまるのが一つか二つでも、その度合いが非常に強ければ、その子はHSCかもしれません。

 
音や光、臭いなどへの敏感さだけでなく、人の心の機微を敏感に察知し、子どもながら気をもんでしまう。感覚が鋭すぎて日常生活に支障をきたし、周囲から落ちこぼれてしまう子もいます。そしてそういった体験を積み重ねていってしまうと、やがて心の病を患ってしまうこともあるのです。

大人、そして子どもの心に長年寄り添ってきた長沼医師は言います。「HSCは、子ども時代の環境次第で、成長が大きく変化します。大人になってから心の傷を癒すよりも、子ども時代に傷つきを防ぐほうがはるかに大切です」

HSP/HSCは、発達障害や自閉スペクトラム症とどう違うのか。アダルトチルドレンや解離性障害とどう関連するのか。そういった疑問にも答えます。

 
父親か母親のどちらか、学校では一人の先生でも、その子を理解してあげることができれば、成長は大きく変わります。しかしそれには知識が必要です。
本書は、子育ての場面や学校での数多くの事例を紹介しながら、HSCとはどんな子どもたちなのか、そしてその関わり方をていねいに提示していきます。

 

長沼睦雄さん プロフィール

著者の長沼睦雄(ながぬま・むつお)さんは、十勝むつみのクリニック院長で、日本では数少ないHSPの臨床医です。

1958年(昭和31年)、山梨県生まれ。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。平成12年よりHSPに注目し研究。平成20年より道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、小児と成人を診療。平成28年十勝むつみのクリニック開業。発達障害、発達性トラウマ、解離性障害などの診断治療に専念し、脳と心と体の統合的医療を行っています。

著書に『活かそう!発達障害脳「いいところを伸ばす」は治療です。』(花風社)、『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』『気にしすぎ人間へ クヨクヨすることが成長のもとになる』(ともに青春出版社)、『敏感過ぎる自分に困っています』(宝島社)などがあります。

 

子どもの敏感さに困ったら読む本: 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方
「敏感すぎる」は「才能」である!ささいなことを気にして、傷つきやすい。でも、感性が豊かで、気持ちがやさしい。それは5人に1人が持つ敏感気質(HSP/HSC)のせいかもしれません。HSP/HSCの臨床医が教える、子どもの敏感気質の考え方・生かし方。

 


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