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『バナナを逆からむいてみたら』 欧米で著者累計110万部突破のベストセラーが日本上陸!

『バナナを逆からむいてみたら』 欧米で著者累計110万部突破のベストセラーが日本上陸!

『バナナを逆からむいてみたら』 欧米で著者累計110万部突破のベストセラーが日本上陸!

主婦の友社より6月14日、『バナナを逆からむいてみたら』が発売されました。欧米で著者累計110万部突破の、世界的瞑想の師アーチャン・ブラーム氏によるベストセラーが、ついに日本上陸。怒り、不安、悩みが、あっけないほどラクになる、32のストーリーを収録しています。

 

あなたは普段、バナナをどちらからむきますか?

バナナには、ある秘密があります。意外にも、奥の深い果物なのです。バナナはありふれた果物ですから、私たちはバナナのことならなんでも知っていると思い込んでいます。でも、実は正しい皮のむき方も知らないのです。

たいていの人はバナナをつけ根の果柄(かへい)のほうからむきますね? でも「バナナの専門家」であるサルはそうではありません。先端からむくのです。

あなたも試してみてください。そうすればすぐに、「サル方式」のほうがはるかにラクなことがわかるでしょう。それと同じことが、「人生の悩み」についてもいえます。

 
瞑想を実践している仏教僧は、「悩みのもと」を取り去る専門家です。人生を通常とは違った方向から見る方法、いわば人生の見方の「サル方式」を知っているのです。その方法さえ知っていれば、バナナのむき方と同様に、人生をはるかにラクに過ごすことができるでしょう。

 

第4話【お悩み】楽しくなくても、ニコニコしていないとダメですか?

【アーチャン氏からの回答】
現代は、いつも感じよくニコニコしていないといけない時代。でも、仏頂面をしてもいいんだよ。私が許可します。

【サル方式の人生の見方】
いつも不機嫌な顔をしていると、カウンセリングを勧める会社もある昨今。著者が即席で、『不機嫌を許可するライセンス』を発行したところ、若い女性は笑いだしたとのこと。心がラクになれば、自然と笑顔になるのです。

 

第18話【お悩み】愛する人が死にそうな時、どんな言葉をかければいいの?

【アーチャン氏からの回答】
愛する人が、あの世へ旅立とうとするとき、その死を受け入れてあげることが、最後のプレゼント。

【サル方式の人生の見方】
「死なないで!」と言われることが、死にゆく人たちが一番苦痛に感じる言葉。愛する人に「大丈夫、死んでもいいよ」と、認めてあげることこそ、死期の迫った人を自由にする「愛情表現」なのです。

 

第23話【お悩み】子どもが遊びほうけて、親の言うことに耳を貸さないのですが・・・

【アーチャン氏からの回答】
言うことをきかせようと、無理強いするよりも、子どもが信頼している人の力を利用するのが賢い親というもの。

【サル方式の人生の見方】
ガールフレンドとの連日の夜遊びで、大学落第の危機にあった息子を正すために、父親は、そのバカ息子をしかりつけるのではなく、ガールフレンドに「将来の夫が、大学も卒業できず、就活も失敗するような人でいいのですか?」と問いかけた。無事、ガールフレンドの力で息子は卒業し、就活も成功。

 

著者プロフィール

アーチャン・ブラーム氏は1951年、ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学で理論物理学の学位を取得。高校で教鞭をとった後、タイに渡り、高僧アーチャン・チャーのもとで修行。仏教を深く学び、アーチャン・チャーの高弟となります。その後、オーストラリア西オーストラリア州仏教会からの招きでパースに赴任。ユーモラスで温かな教えが人気を博し、2006年にパースで開催された第4回国際仏教会議では議長を務めます。

現在はオーストラリアおよびシンガポールの仏教界の重鎮として活動を行い、2004年にオーストラリアで社会に貢献した人に贈られる権威あるジョン・カーティン賞を受賞。”瞑想の師”として世界中に多くの崇拝者がいます。著書多数。

 

訳者プロフィール

訳者の畔上司(あぜがみ・つかさ)さんは1951年、長野県生まれ。東京大学経済学部卒。日本航空勤務を経て、現在、英米独文学翻訳者。

主な訳書に『5000年前の男』『アンネの伝記』(以上、文藝春秋)、『1週間でごっそり捨てる技術』『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』『人に振りまわされずに生きる13の法則』(以上、主婦の友社)など。

 

バナナを逆からむいてみたら ー 人生の視点を変えるレッスン
振り回されない穏やかな心。怒り、不安、悩みが、あっけないほどラクになる。

たとえば、こんなエピソードが語られています。

第2話 もし、イヌのフンを踏んでしまったら、あなたは「くそっ! 」といまいましく思うかもしれません。
でも、その靴底を庭のリンゴの木の根本にこすりつけたら、翌年、りんごの実はいつもより甘くジューシーになるかもしれません。そう、それはイヌのフンのおかげ。
同じように、人生の苦難は、後にあなたを思いやりのある、思慮深い人に成長させてくれるかもしれないのです。
イヤなこと、大変なこと、辛いこと……
受け止めて、乗り越えれば、人生の栄養になるのです。

第3話 ある男性が出張先から帰国するために、空港へ向かいました。
ですが、乗ったタクシーの運転手が道に迷い、なんと搭乗時刻に間に合いませんでした。男性は運転手を罵倒しました。
ところが、その飛行機はこともあろうか墜落して、乗客乗員全員死亡してしまったのです。
その後、男性は物事が計画通りに進まなくてもあまり怒らなくなりました。「人生は、この先、何が起こるかまったくわからないですからね」

第21話 誰かの欠点を指摘しなければいけない時、どうしますか?
ストレートに指摘すると、相手がムッとする可能性大。
いい方法があります。まず、その人の長所をほめます。認めていることを示すのです。そして次に、直してほしい点をやんわりと指摘します。そして最後にまた、その人をほめて、「決して、あなたを否定しているわけではない」ことを伝えます。
このサンドイッチ方式で行けば、会社の上司と部下、スポーツの監督と選手、夫婦間も親子間も、うまくいくこと間違いなし。

どうですか?
ちょっと視点を変えるだけで
人生のあらゆることが、スーッと円滑に流れ始めます。

 


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