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『時代とフザケた男』NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」原作者・小松政夫さんが明かす私的昭和芸能史

『時代とフザケた男 エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人』NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」原作者・小松政夫さんが明かす私的昭和芸能史

『時代とフザケた男 エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人』NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」原作者・小松政夫さんが明かす私的昭和芸能史

扶桑社より、小松政夫さん著『時代とフザケた男 エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人』が刊行されました。

 

あの「電線音頭」や「しらけ鳥音頭」、奇声をあげる小松の親分さん、淀川長治さんのモノマネなど、「最前線でフザケ続けてきた男」が綴る、昭和の芸能界とスターたちとの貴重なエピソードの数々

アタシは長い間すーっと最前線で、“フザケた男”だった。(中略)
ジャンルにこだわらず、二十世紀から二十一世紀の今まで、
「小松政夫」として硬軟織り交ぜエキセントリックにフザケ続けてきた。
いい歳のオッサンが「電線音頭」を踊って、「しらけ鳥音頭」を歌い、
淀川長治のモノマネをして、「ニンドスハッカッカ、マー!」と
小松の親分が奇声を上げる。日本人のフザケの尺度だった、
ニッポンの大人はここまでフザケていいんだよ、これでいいんだよ、
って思いながらフザケてたのかもしれない。       本文より――

 
映画のロケ地でみんなを「お部屋」に招き、うまいもんを食べつつ演技論を闘わす高倉健さん、京都のステーキハウスで究極に高いワインを豪快にご馳走してくれた松方弘樹さん、お酒の〆にラーメンを食べながら毎度反省していた藤田まことさん、しこたま飲んでいるにもかかわらず天才的に“スリッパのはたき方”を習得した勝新太郎さん……など、あのスターの素顔も満載。芸能界のレジェンドによる、知られざる波乱万丈半生記。

 
【関連ドラマ】
2017年9月2日よりNHKにて放映。毎週土曜ヨル20時15分。
小松政夫さん原作ドラマ化
NHKドラマ『植木等とのぼせもん』

 

『時代とフザケた男』 目次

【プロローグ】アタシも芸歴五十年~樹木希林ちゃんと映画賞

【第一章】デンセンマンとしらけ鳥とアタシ~奇跡的な時間ってあるんですね
伊東四朗さんのこと/キャンディーズのこと

【第ニ章】アタシが見た昭和のスターの素顔~人生なんとかなっちゃうもんなんだ
高倉健さんのこと/田中邦衛さんのこと/松方弘樹さんのこと/藤田まことさんのこと/谷啓さんのこと/青島幸男さんのこと/勝新太郎さんのこと

【第三章】思い出の大女優とアタシ~時代を超えて飛び続けます
森光子さんのこと/吉永小百合さんのこと/桃井かおりサンのこと/八千草薫さんのこと/黒柳徹子さんのこと

【第四章】時代を作った男とアタシ~コメディアンとして最高の幸せですよ
ショーケンのこと/タモリのこと/タケちゃんのこと/ジュリーのこと

【第五章】アタシの仕事たち~一生アチャラカやりますよ
ハナ肇さんと『シャボン玉ホリデー』/ダスティン・ホフマンと『トッツィー』/トニー谷さんと『一人芝居・小松政夫・笑! 』/エノケンからAKB48まで

【エピローグ】植木のオヤジとアタシ~おフザケ人生のはじまりでした

 

小松政夫さん プロフィール

著者の小松政夫さんは、1942年福岡県博多生まれ。第10代日本喜劇人協会会長。コメディアン、タレント、俳優、声優。

植木等さんの付き人を経て芸能界デビュー。伝説のバラエティ番組『シャボン玉ホリデー』に出演し人気者に。シリアスもアチャラカも現役でこなす、芸能界の貴重なバイブレーヤー。

 

時代とフザケた男~エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人
昭和から平成の芸能界を駆け抜けてきた喜劇人・小松政夫。昭和の一時期、宴会芸は「デンセンマンの電線音頭」か「しらけ鳥音頭」でした。学校では子どもたちが机の上に登って小松政夫や伊東四朗のマネをして踊った時代。それは「小松の親分」こと小松政夫が、日本をフザケさせていた時代です。小松政夫ならではの温かく優しい目線で綴った昭和のアイドルやスター、コメディアンとの知られざる素顔と交友の数々。にぎやかで元気のあった時代を自ら振り返った半生記です。

 
【関連】
小松政夫さんプロフィール|株式会社ファインステージ|芸能プロダクション

 


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