『“他人の目”を気にせず動ける人の考え方』ハーバード、スタンフォードなど世界の超一流機関の研究成果が「気にする」ムダを実証!
「同調圧力は幻想である」と説くベストセラー著者・堀田秀吾・明治大学教授の著書『最新研究でわかった“他人の目”を気にせず動ける人の考え方』が秀和システムより刊行されました。
「コロナ禍で同調圧力が強まった」「繊細・敏感な人が増えた」と言われる中、他人の目が気になってストレスになり、自分の意思で自由に話す・動くことがむずかしい人が増えています。明治大学教授・堀田秀吾さんは、「気にしてるのは自分だけ。他人が気にしてるのはその他人自身」ということを、最新研究の成果から明らかにします。
読むだけでサクサク動ける自分になれる!
「自由に生きたい!」と思ってもなかなかそうもいきません。最大の敵が「他人の目」。
「嫌われたくない」「良い人と思われたい」「自分の言動は“変”なんじゃないか、心配」…理由はいろいろです。気にするのは悪いことではありません。センサーが優れているおかげでちゃんと生活できているのです。
いっぽう、敏感すぎる副作用で、「一歩が踏み出せない」「思い通りの行動ができない」「判断や決断ができない」「心が休まらない」「時間を有意義に使えない」と、ネガティブな影響が出るのは問題なのです。自由に遠慮なく生きている人々がまぶしく見えることもあるかもしれません。
本書は、そういった方々に向けて、世界中の超一流研究機関の研究者たちによって行われてきた実証的な研究をエビデンスとして紹介しながら、より「自由な自分で生きる」ことを実現するための方法を、一緒に探っていくことを目的としたものです。
たとえば、こういうエビデンスを紹介しています。
・自分が心配している半分も、他人に注目されてはいない
――コーネル大学 ギロビッチら
・損をしてでも自分の話をするほど、人間の関心は「自分」に向いている
――ハーバード大学 タミルとミッチェル
・不安な態度の人がいると、言葉を交わさなくても(周囲の人の)脳のパフォーマンスが悪くなる
――カリフォルニア大学リバーサイド校 フリードマンとリジオ
・人は「動かない」ほど疲れる
――ジョージア大学 ピュエッツ
「気にしてしまう人」が、いちいち周囲にどう思われるかを気にするのがバカバカしくなり、ラクになれるエビデンスが次々と報告されています。
著者はもともと、言語学、心理学、脳科学、法学などさまざまな分野の知見を融合しながら、コミュニケーションという切り口を通して人間の心のメカニズムを解明する研究をしてきた研究者です。この本では、そんな筆者のバックグランドを反映した、さまざまな学術分野の知見に基づく解決策を提案しました。「こんな研究があるのか!」と読み進めるうちに、空気を読みすぎることなく、サクサク動ける自分に出会える本です。
【著者メッセージ動画】
本書の構成
1章 こっちの半分も、他人は気にしていなかった
2章 あす忘れそうなことでも気になる理由
3章 ストレスの9割は「あの人」が原因?
4章 「気にならない状態」を作れる頭のいいしかけ
5章 自己肯定感が上がる「距離」の法則
6章 上司と部下の「気にする・しない」
7章 すぐ動ける人になる考え方
著者プロフィール
著者の堀田秀吾(ほった・しゅうご)さんは、1968年生まれ、熊本県出身。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学オズグッドホール・ロースクール修士課程修了・博士課程単位取得退学。明治大学教授。言語学博士。
専門は司法におけるコミュニケーション分析で、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな分野を融合した研究を展開。「世界一受けたい授業」(NTV系)などメディア出演も多く、活動は多岐にわたる。
著書に『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)、『世界の科学研究から導き出したコミュニケーションの大誤解』(大和書房)などがある。
最新研究でわかった“他人の目”を気にせず動ける人の考え方 堀田秀吾 (著) 「すぐ動ける自分になりたい!」「行動力をつけたい」と思うものの、「他人の目が気になって動きにくい」という人は多い。「上司はこのプランに反対だろうな」「自分だけリモートワークするのはちょっと…」「ミスを注意したから、怒りっぽい人と思われたかな」等。しかし近年、世界の超一流機関から続々、「自分が気にする半分も、周囲は気にしていない」等、さまざまなエビデンスが明らかになっている。最新の研究成果を読むだけで、「気にする」のが良い意味でバカバカしくなり、ラクになれ、自己肯定感を上げながら行動力がアップする本。 |
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