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『人との距離を、整える』たとえばマウンティングとか…みんな、人づき合いに悩んでいる!

『人との距離を、整える』

『人との距離を、整える』

自分ですっくと立ち、豊かな人生を送っている20人に「人との距離の整え方」を聞いてみた『人との距離を、整える』が主婦と生活社より刊行されました。コロナ禍を経て「人との距離」がわからなくなったとお悩み方に贈る、「心地よい距離」を見つけるヒントが詰まった一冊です。

 

大人はみんな、「人との距離」に悩んでる!

傷つきたくないけれど、孤独は嫌……。コロナで遠くなっていた人との距離がまた少し変わろうとしています。

 
主婦と生活社の編集部が実施した300人へのアンケートの結果、コロナ禍での人間関係にはなにかしら変化があったよう。「大人になった今こそ、本当の友達が欲しい」、「夫や親との関係に悩みます」そんな意見も寄せられました。

 

そんな今だからこそ、隣にいる人から「受け取る」という喜びを……

(編集ディレクター・一田憲子さんより)

あの人は、誰とでもすぐ仲良くなれるのにどうして私は、心を開くことができないのだろう?
小さな違和感を感じても、「それ、違うと思う」となかなか言えないのはなぜだろう?
自分を否定されたり、悪口が耳に入ったり。
人の言葉に傷ついたら、どうやって立ち直ればいいのかな?

 
人との関係は、自分ひとりの力ではどうすることもできません。
努力ではうまくいかないからこそ、途方に暮れてしまいます。
あの人とはうまくいくけれど、この人とは心がすれ違う……。

 
性格や状況によって変わるから、「人との距離の、整え方」には正解なんてないのかもしれません。
それでも私たちは、自分にとっての「心地よい距離」をなんとか見つけ誰かと関わろうとします。行き違い、傷つくから、次の出会いに感謝の心が生まれます。
自分ひとりで立とうと決意するからひとりで立っている人と共鳴しあいます。

 
自分のコントロールの外側にあるからこそ、私たちは、人との距離を整えながら、何か大切なことを学んでいるような気がします。自分の中に正解がないから、隣にいる人から「受け取る」という喜びを教えてもらうのかもしれません。

 

それぞれが考える「人との距離の整え方」とは?

【友達は人生の道の傍らに咲く、美しい花のようなもの】
エッセイスト/光野桃さん

50代の頃、長くつきあっていた友人を同時期に3人失ったという光野さん。大人の友達づきあいについてのお話を聞きました。「よくよく考えてみれば、私は距離を近づけすぎたのかもしれないと思いました」

【人づき合いの基本は好きな人だけに会うこと】
音楽評論家/湯川れい子さん

幅広い交友関係を落ち、多くの人に慕われる湯川さんに友達の作り方をうかがいました。
「『あ、この人好きだな、いいやつだな』そんな本能的なふるいって意外に大切なのよね」

料理家/渡辺康啓さん と3人の魔女

みんな大人なんだけど子どもの部分があるからフラットにつき合える。

「コロモチャヤ」店主/中臣美香さん

人の気持ちより自分の「会いたい」「行きたい」を優先する。

僧侶/藤田一照さん

ひとはみな、他者からぶっちぎれた「独り」である。これを受け入れるのが第一歩。

 

本書の構成

〈第1章〉時間をかけて整える
アーティスト 井上陽子さん
「コロモチャヤ」店主 中臣美香さん
ギャラリー「fudoki」主宰 浅野尚子さん
エッセイスト 光野 桃さん

〈第2章〉同じ方向を見る
料理家 渡辺康啓さん
「西麻布R」店主 滝本玲子さん
「DEE`S HALL」主宰 土器典美さん
「APOC」店主 大川雅子さん
「eatrip」主宰 野村友里さん
「THE LITTLE SHOP OF FLOWERS」店主 壱岐ゆかりさん
写真家 中川正子さん
「ロミ・ユ二」代表 いがらしろみさん
音楽家マネージャー 飯田幸子さん
アーティストマネージャー 長岡文子さん
音楽評論家 湯川れい子さん

〈第3章〉自分の孤独を抱き締める
僧侶 藤田一照さん
「按田餃子」店主 按田優子さん
「ローゼンタール」店主 島田由美子さん
ライター 石井ゆかりさん

心理カウンセラー 前田利惠子さんに教えてもらう7つのなぜ?
column1 みんな人づき合いに悩んでる 職場・家族
column2 みんな人づき合いに悩んでる 女友達

 

人との距離を、整える (私のカントリー別冊)
主婦と生活社 (編集)

みんな人付き合いに悩んでる……。
あの人に聞いた「人との距離の整え方」

 


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