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『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』篠田桃紅さん105歳、初のフォト&エッセイ 私的空間を公開!

『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』篠田桃紅さん105歳、初のフォト&エッセイ 私的空間を公開!

『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』篠田桃紅さん105歳、初のフォト&エッセイ 私的空間を公開!

世界文化社より、孤高の美術家・篠田桃紅さんの私的空間を訪ねる初の写真&エッセイ集『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる 』が刊行されました。

 

篠田桃紅さん105歳、暮らしを彩る「私の好きなもの」を写真と文で綴る

青山の自宅、山中湖の別荘、孤高の美術家の 私的空間を訪ねる初の本。ここまで、篠田桃紅さんの私的空間に迫ったのは初めです。「一本の線」を追い、「ひとり生きる」姿が美しい、美術家・篠田桃紅さん。 仕事場の玄関に置かれた「琴」の字が書かれた有田焼の陶板、紫檀の椅子、拓本や絵などをはじめ、お茶の時間の器まで。 「好きなものと生きる」、愛おしい日々の断片が詰まった貴重なフォトエッセイとなっています。

 
「ものも縁です。
私の家に来る縁があったと、思っています。しかし、出合ったときのことは、明確に憶えているものもありますし、ぼんやりしているものもあります。
なにしろ百年以上も生きていますから。」
(『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』~なにしろ百年以上生きていますから~より)

『桃紅一〇五歳  好きなものと生きる』 P8-9「客人よ、琴を抱いて来たれ」

『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』 P8-9「客人よ、琴を抱いて来たれ」

『桃紅一〇五歳  好きなものと生きる』 P70-71

『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』 P70-71

 

篠田桃紅さん プロフィール

著者の篠田桃紅さんは、美術家。1913年生まれ。東京都在住。5歳の頃に父の書の手ほどきを受け、桃紅という雅号がつけられた。

墨を用いた抽象表現主義者という新たな芸術を切り開き注目を集め、1956年、単身渡米。その後、ニューヨークの一流ギャラリーで個展を開き、世界の絶賛を受ける。作品は国内、海外に多数収録されている。

著書に『桃紅百年』(世界文化社)、『103歳になってわかったこと』(幻冬舎)などがある。

 

本書の目次

昔と今を繋げている/客人よ、琴を抱いて来たれ/有名もへちまもない/あなたのつくるものはいいですか?/なにしろ百年以上生きていますから/なにぶん旅のことで/じゃんじゃん使っている/一夕の夢物語/江戸の手仕事/一生もの/無意識に求める/父への手紙/禅林句集/すももの木の下で/まだ宵の口でしょ/竹香の印/文房四宝を想う/雲の色がきれいだね/紙を継ぎつつ/無用の時間を持つ/一切は変わる

 

桃紅一〇五歳 好きなものと生きる
孤高の美術家・篠田桃紅さんの私的空間を訪ねる初の写真&エッセイ集。
都心の自宅と富士山を望む別荘のしつらい、敬愛する芸術家の作品、文房四宝や自作の着物、漆椀に菓子皿。
暮らしを彩る「好きなもの」は、桃紅さん自身を感じさせて印象的です。一〇五歳の日々を、思い出とともに。

 
【編集部からのコメント】
「一本の線」を追い、「ひとり生きる」姿が美しい、美術家・篠田桃紅さん。孤高の一〇五歳の日常を綴る、初の写真エッセイ集です。
富士山を望む別荘のしつらいから、お茶の時間の器まで。「好きなものと生きる」、愛おしい日々の断片です。

 


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