『棋士の勝負哲学』藤井聡太さん、渡辺明さん、豊島将之さん、羽生善治さん…トップ棋士21名の知られざる真の姿を徹底取材!
朝日新聞記者・村瀬信也さん著『将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学』が幻冬舎より刊行されました。
トップ棋士21名の知られざる真の姿を書いたノンフィクション!
本書は、朝日新聞将棋記者である村瀬信也さんが幻冬舎plusで連載した「朝日新聞記者の将棋の日々」に大幅加筆し、書き下ろしを加えて書籍化したものです。
総勢21名の棋士を徹底取材。将棋記者だからこそ感じた彼らの闘志や信念を書き記しています。
<藤井聡太さん登場から5年、激動の将棋界を徹底取材>
藤井聡太竜王の登場により将棋界は大いに注目され、国民的なムーブメントを巻き起こしました。その熱狂の舞台裏で、数多くの死闘を繰り広げ、命を削りながらも戦い続ける棋士たち。彼ら一人ひとりが胸に秘める苦闘や矜持、そして勝負哲学に迫ります。
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「今の自分とは比べものにならないぐらい強くなっていたい」
――藤井聡太さん
「AI研究を繰り返す戦い方ができるのは45歳ぐらいまで」
――渡辺 明さん
「AIに何億手も読ませたとしても、自分の将棋に採り入れられるのかどうか」
――羽生善治さん
「相当悔しくて、涙が出ました」
――佐藤康光さん
「勝っていた頃に比べて、今の自分が負けるとは思いません」
――森内俊之さん
「またタイトル戦で活躍できるように頑張りたい」
――豊島将之さん
「自分は将棋しかできなかった」
――永瀬拓矢さん
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〔本書「はじめに」より〕
カメラに映らない光景や対局室のマイクが拾わない言葉から、彼らが胸に秘める闘志や信念に接したことは一度や二度ではない。「自分が文章にしないと、後に残らない」。将棋界を10年以上取材してきた新聞記者の1人として、自分にそう言い聞かせながら日々記事を書いている。
本書の構成
第1章 天才棋士の異次元の強さ
藤井聡太
第2章 最強棋士だけに見える前人未到の世界
渡辺 明/羽生善治
第3章 時代を築いたトップ棋士の新たな戦い
佐藤康光/森内俊之/谷川浩司
第4章 勝負師たちの苦悩と矜持
木村一基/藤井 猛/先崎 学/深浦康市/久保利明/山崎隆之
第5章 若き将棋指しの不屈の闘志
豊島将之/永瀬拓矢/佐藤天彦/広瀬章人/斎藤慎太郎/佐々木勇気/里見香奈
第6章 語り継がれるレジェンドの勝負哲学
米長邦雄/加藤一二三
著者プロフィール
著者の村瀬信也(むらせ・しんや)さんは、1980年生まれ。朝日新聞記者。早稲田大学将棋部出身。
2011年より将棋専属担当記者となる。YouTubeチャンネル「囲碁将棋TV―朝日新聞社―」での活動も行い、将棋ファンに絶大な知名度がある。共著に『藤井聡太のいる時代』(朝日新聞出版)がある。
★Twitter:https://twitter.com/murase_yodan/
将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学 朝日新聞記者 村瀬信也 (著) 藤井聡太、渡辺明、豊島将之、羽生善治…… 史上最年少で四冠となった藤井聡太をはじめとする棋士たちは、なぜ命を削りながらもなお戦い続けるのか――。 |
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