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『アイデアは図で考えろ!』たった1つの「図」から、みるみる「アイデア」が生まれる!「米空軍ROTC」×「MBA」×「クリエイティブ思考」=実践的すごい発想法!

アーロン・ズーさん著『アイデアは図で考えろ!』

アーロン・ズーさん著『アイデアは図で考えろ!』

電通のクリエイティブディレクターのアーロン・ズーさん著『アイデアは図で考えろ!』が、クロスメディア・パブリッシングより刊行されました。

MBAで事業のセオリーを学び、電通で新規事業を生み出している著者が、どのように発想しているのかを解き明かし、アイデアを具現化し、ビジネスに変えるノウハウを解説します。

 

アイデアを作るにはセンスが必要か?

テクノロジーの発達やデジタル化によって、業界の線引きが日に日に難しくなっています。

大企業では今まで以上に新しい価値を創出していくことが求められ、中小企業も全く新しい領域で事業を一気に成長させることも可能です。そして、その源泉となるのが「アイデア」です。

「アイデア」は、すべてのビジネスパーソンにとって必要不可欠な要素です。

 
では、いったいどうやって「アイデア」を生み出せばよいのでしょうか?

著者のアーロン・ズーさんは、仕事柄、よく「アイデアを作るにはセンスがいりますか?」という質問を受けますが、答えは「ノー」だと言います。

 
“アイデアの9割以上は「セオリーのインプット」と「ロジカルなアウトプット」によって生まれる。
まずはセオリーをしっかりインプットし、ロジックの基でアウトプットしていく。
それが良いアイデアへの気づきやイノベーションを創る源だと私は思う。”

「セオリーって何の?」「ロジックってどのような?」と戸惑う人がいるかもしれませんが、本書は、この2つをかんたんにマスターできるストーリーになっています。

 

なぜアイデアは「図」で考えるべきなのか?

アイデアを考える時に、頭の中だけで考えたり、文字や文章をスマホやパソコンに打ち込んだりしている人は多いのではないでしょうか?

 
関連キーワードをリストアップし広げるという意味では、単語など文字を書きだすことは有効ですが、そこからアイデアをさらに膨らませるためには、図で描くのが最も有効だと、著者は説きます。

 
人間の脳は、文字を見ると間違いを探し、校閲する機能が強く働くため、全体を俯瞰したり、仕組みや構造を組み立てたりする作業は、図で描き出した方が具体的なアイデアが出しやすくなるといいます。

 

アイデアを結果に変える、すごい図

本書は、 シンプルな「図」という道具を活用して、アイデアを生み出すための「クリエイティブ思考」をビジネスの成功に必要な「事業開発のセオリー」につなげていく方法をわかりやすく解説しています。

 
【本書で紹介する図】(一部抜粋)

■ビジネスアイデアの全体像を把握する「成長型」
■立ち位置を認識し、方向性を明確にする「比較型」
■自分たちの強みを見つける「分解型」
■自社の強みを他に転用する「転用型」

アイデア作りに困っている人、新しいビジネスを考えたい人、自分の発想を形にしたいけれど、どうしたら良いかわからない人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

 

本書の構成

第1章 ビジネスに活かせる、クリエイティブ思考

第2章 アイデアを結果に変える、すごい図

第3章 アイデアは、どのように考えればいいのか?

第4章 アイデアという仮説をビジネスに変える

第5章 アイデアで、自分のキャリアを切りひらけ!

 

著者プロフィール

著者のアーロン・ズーさんは、南カリフォルニア大学卒業。在学時は米空軍ROTCに所属。専門は警察学や諜報など。

大手IT企業や外資スタートアップの社外顧問を経て、早稲田大学大学院でMBAを取得。電通に入社後、事業開発やブランド・エクステンションに従事。グッドデザイン賞、厚生労働省医政局長賞など受賞。

 

アイデアは図で考えろ!
アーロン・ズー (著)

たった1つの「図」から 100個の「アイデア」が生まれる!

MBAで事業のセオリーを学び、電通で新規事業を生み出している著者が教える、アイデアを発想し、具現化し、お金に変えるノウハウ!

 


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