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『自己暗示ストレッチ』「ストレッチって何のためにするのか?」自分の体と対話しながらすると効果アップ!

三澤威さん著『自己暗示ストレッチ』

三澤威さん著『自己暗示ストレッチ』

新日本プロレスメディカルトレーナー・三澤威さん著『自己暗示ストレッチ』が、主婦の友社より刊行されました。

 

新日本プロレスメディカルトレーナーが教える秘伝のストレッチ

本書では、新日本プロレスのメディカルトレーナーとして、棚橋弘至さん、飯伏幸太さんといったスター選手から新人選手にいたるまで体のケアをしている三澤威さんのオリジナルなストレッチメソッドを公開しています。

ストレッチする部位の筋肉や骨格を知って、体と対話しながらストレッチを行うという、まったく新しい方法を紹介。「筋肉が伸びた!」という効果実感が味わえます。

 
みなさんは、何となく準備運動として「なぜこの動作をするのか?」と考えずにストレッチしていませんか?
そして、なんのためにストレッチするのか考えたことはありますか?

漫然と動作を行うストレッチとは異なる方法で、目からウロコが落ちること間違いありません。

 

ペタッと開脚して、なにがしたいのか?

そもそもストレッチはなんのためにするのでしょうか。

たとえば、ペタッと開脚できるようになると嬉しいでしょう。しかし、その体でなにがしたいのでしょうか? あるいは、腕や足を伸ばすストレッチの動作をする際に無意識にただ動作だけしていませんか?

 
「なんのためにストレッチをするのか?」がこの本のテーマです。

●このポーズができたから正解
●上体が何度曲がるからOK

といった、「ストレッチのためのストレッチ」になっていませんか。形だけのストレッチには、さほど意味がないと著者の三澤威さんは考えています。

 
●そのストレッチを何のためにするのか?
●ストレッチの先に何があるのか?

を考えてストレッチを行えば、体にもたらす効果は格段に上がるはずです。

 

大けがでプロレスラーとしての大成を断念、体のすべてを研究しつくす

三澤威さんは新日本プロレスに入団、デビューを果たしたものの試合中のけがで頚椎損傷し一時は四肢麻痺にまで追い込まれました。再デビューを目指すもののドクターストップで断念せざるを得なかったのです。この時まだ20代前半の若さでした。

 
引退後は新日本プロレスのメディカルトレーナー兼トレーニングディレクターを務めるからわら「ミサワ整骨院」を開業し、自身の経験を踏まえて30年にわたって体の構造を研究し選手たちのケアに役立てています。

 

たいせつなのはストレッチを通して得た体の感覚

本書では、首、肩、腕、足、腰……と体の部位を10に分類してストレッチを紹介しています。

あえて種目数は絞り厳選しています。種目が多いとせわしなくなり、心地よい伸び感を味わう余裕がなくなるかもしれない。また、体を曲げる角度まで事こまかに指示したら、そのポーズをまねることに気をとられてしまいます。

たいせつなのはストレッチを通じて感じる「体の伸び感」なのです。そして、柔らかくなった自分の体をどう使うか?
ストレッチは目的ではなくて手段のはずです。

筋肉の収縮と伸展(伸び)を意識する

筋肉の収縮と伸展(伸び)を意識する

あえて厳選してストレッチを紹介

あえて厳選してストレッチを紹介


 
体の筋肉、骨格などの構造も詳しく解説

体の筋肉、骨格などの構造も詳しく解説

 

体と対話する「自己暗示ストレッチ」

日々自分の体と向き合い、体と対話するように行うストレッチが習慣化すると、「今日はいつもより体が硬いな」とか「今日はなんだか調子がよさそうだな」という微妙な体の変化に気づくようになります。

さらにつづけていると、あるときから無意識に背伸びをしたり、痛みが出ている部分を伸ばしたりするようになる。無意識にできるのは、ストレッチを継続しているおかげで「こうしたらラクになる、気持ちよくなる」というポイントがだいたい分かってくるからです。

 
「●センチ体が前屈した」ということは一要素でしかなく、体が伸びたり柔らかくなったと実感するのが重要です。

こうして体と対話するように、いわば自己暗示をかけるように、筋肉を収縮・伸展(伸ばすこと)させてストレッチすることで、効果も上がり感覚が研ぎ澄まされていくのを実感するはずです。

 
業界トップの新日本プロレスのプロレスラーたちが「先生」と全幅の信頼を寄せる三澤さんの身体理論のすべてが詰まった一冊です。

 

著者プロフィール

著者の三澤威(みさわ・たけし)さんは、秋田県出身。新日本プロレスメディカルトレーナー、トレーニングディレクター、一般社団法人メディカルトレーニング協会理事長、米国NLP協会認定コーチ&マスタープラクティショナー。

1989年新日本プロレスに入門しデビュー。獣神ライガー戦で頸椎損傷の重傷を負い四肢まひとなるも1年半のリハビリ生活を経て奇跡の復帰。しかし再度頸椎を損傷し現役を離れる。その後、柔道整復師の国家資格を習得し、世界初の現役経験者のトレーナーとして、新日本プロレスメディカルトレーナーとなる。

「ミサワ整骨院」を開院し、一般社団法人メディカルトレーニング協会を立ち上げ、『けがの予防と知識普及』をテーマに全国で講演・実技・イベントを展開。これまで「4D インソール」(オリジナル商品)、「4D BODY MAKEチューブ」(主婦の友社)など数々の健康に関する商品を手がけ、現在はダイヤモンド配合シップ「MIRAVANNO」を開発。東京・青山に全国のお寺と連動した「運導塾・碧山療法院」も開院した。

 

自己暗示ストレッチ
三澤威 (著)

新日本プロレストレーナー・三澤威氏が約30年に渡る人体研究とメンタル研究によって編み出した新解釈のストレッチ。

新日本プロレス・メディカルトレーナー三澤威による、 いままでにない新しいアプローチのストレッチ本です。 体を構成する骨・筋肉・腱とはどんなものかを知り、 体の声を聞き「自己暗示」を かけてストレッチすることで深く体に効かせることが目的です。 「自己暗示ストレッチ」の提案となります。 新型コロナウイルス禍の世界で、ワクチンが救世主かのような情報があふれている。 ワクチンの効果ではなく、「ワクチンを打てば大丈夫だ」という思想に怖さを感じませんか? 自分の行動についてもっと考えてみよう。もっと意味を見いだしてみましょう。 ●その行動は何のためにするのか? ●その行動の先に何があるのか? といつもどのくらい体に意識を向け、体の声を聞き、体に語りかけてきましたか? ストレッチも同じです。 ストレッチはストレッチという独立したものではなく、 いかに日常の生活、人生と 連動させて考えるかが本当に重要なのです。 〈ストレッチによって体の機能が変われば、思考が変わる〉 ●このポーズができたから正解 ●上体が何度曲がるからOK といった、「ストレッチのためのストレッチ」になっていませんか? 形だけのストレッチには、さほど意味がありません。 ●そのストレッチを何のためにするのか? ●ストレッチの先に何があるのか? を考えて自己暗示ストレッチを行えば、体にもたらす効果は格段に上がるはずです。 自己暗示というと難しく感じるかもしれないが、心配は無用です。 日々の行動を意識して行うだけでOK! 今回紹介するストレッチによって体が変わる⇒行動が変わる⇒毎日が変わる!

 


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