気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『生活困窮者のリアル』関西地区のNHK、民放各局で話題!コロナ禍における生活困窮者のリアルを書籍化

坂本慎治さん著『大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル』

坂本慎治さん著『大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル』

NPO法人「生活支援機構ALL」代表・坂本慎治さん著『大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル』が、信長出版より刊行されました。

 

生活困窮者のリアルとは?

日雇い労働者やホームレスであふれる街、大阪西成あいりん地区――。
本書は、その街で約1万人の生活困窮や居住支援の相談にのり、3000件の居住支援を行ってきた著者による渾身の作品です。

 
一般的には見えづらいですが、実は生活困窮者予備軍は大変多い。
それが、2020年のコロナショックにより表面化し、仕事や住まいを失う人が増え、一気に生活困窮者は増加しました。

実際、著者が代表を務める「生活支援機構ALL」への相談数はコロナ後増加しました。

 
本書は、

◎なぜ人は生活困窮者になるのか?
◎生活困窮者になるさまざまな人たち
◎生活保護制度は最大限活用せよ
◎行政側の対応

…など、実際の現場にいる著者だから話せる【リアルなやりとり】をまとめたものです。

 
事例もたくさんあり

◎「死の直前まで追い詰められた女性」
◎「おじいさん、おばあさんの年金で暮らしていた崩壊寸前だった6人家族」
◎「生活保護をなかなかうけさせてくれない行政」

…などの生活困窮について紹介しています。

 
本書は、現代人の誰もが陥る可能性のある生活困窮者の実情を知り、その理解を深める一冊です。

支援活動を行う著者

支援活動を行う著者

炊き出しを行ったときの様子

炊き出しを行ったときの様子

 

本書の構成

第1章 右肩上がりで増加し続ける生活困窮者

第2章 大阪市西成区

第3章 生活困窮者のリアル

第4章 NPO法人創業のきっかけ

第5章 現場から行政にいいたいこと

第6章 居住支援には大家さんの理解が必要

 

著者プロフィール

著者の坂本慎治(さかもと・しんじ)さんは、1988年生まれ。大阪府出身。NPO法人生活支援機構ALL 代表理事/大阪居住支援ネットワーク協議会 代表理事。株式会社ロキ 代表取締役。

中学卒業後、鳶職を経て某大手賃貸仲介業者へ就職。入社後まもなくNo.1セールスマンに輝く。その後、売買・収益・管理案件とさまざまな仕事をこなすものの、一方で生活保護者や障がい者を受け入れない大家に疑問を抱き、25歳の時にNPO法人生活支援機構ALLを立ち上げる。

現在まで約1万人もの生活困窮や居住支援の相談にのり、大阪の居住支援の第一人者として日々活動している。

コロナ禍で増え続ける生活困窮者・住宅確保要配慮者等に住宅情報支援や適切な制度(生活保護等)へ繋ぐ活動をしており、大阪で今もっとも注目される期待の異端児。

モットーは「人は見上げるものでも、見下げるものでもない、対等や」「生活保護は恥ずかしい事じゃない」。

 

大阪に来たらええやん! 西成のNPO法人代表が語る生活困窮者のリアル
坂本慎治 (著)

【NHK、民放各社に出演! コロナ禍のおける生活困窮者のリアル】

大阪西成あいりん地区でNPO法人代表を務める著者によるリアルストーリー

現在まで約1万人もの生活困窮や居住支援の相談にのり、3000件の居住支援を行ってきた
著者が語る新型コロナ最前線

・コロナ禍で増加に拍車がかかる生活困窮者
・死の寸前まで追い詰められた女性
・生活保護をもらうのに苦労しながら、再起を果たした男性
・崩壊寸前だったおじいさん、おばあさんの年金で暮らしていた6人家族
・生活困窮者を狙う「囲い屋」「拾い屋」などの怪しい支援団体
・生活保護をなかなか受けさせてくれない行政

などなど、
この内容は決して対岸の火ではない!

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です