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『サクセスフル・エイジング 老いない人生の作り方』脳科学と性格分析の知見で健康寿命を20年延ばす!

ダニエル・J・レビティンさん著『サクセスフル・エイジング 老いない人生の作り方』(訳:俵晶子さん)

ダニエル・J・レビティンさん著『サクセスフル・エイジング 老いない人生の作り方』(訳:俵晶子さん)

ダニエル・J・レビティンさん著『サクセスフル・エイジング 老いない人生の作り方』(訳:俵晶子さん)が、アルクより発売中です。

 

NYタイムズ、USAトゥデイ、ワシントン・ポストでベストセラー!世界14カ国で刊行 人生 100年時代――健康で頭脳明晰で幸せに過ごすには?

本書では、神経科学者・認知心理学者の著者が、4000以上の科学論文・記事と、豊富な事例、経験談をもとに、老化の原因や、認知症、うつのメカニズム、食事、睡眠、運動、人間関係などの効果を明らかにし、「老いない人生」の作り方を指南しています。

 
老齢期は、人生の終焉ではなく、第3の成長期である、という事実を豊富な科学的エビデンスをもとに解き明かします。

―――加齢や老後への不安、人生100年時代を幸せに生きるにはどうすればいいか、悩んでいる方にすべての人におススメの一冊です。加齢に伴って私たちの脳の中で何が起こっているのか、そしてそれに対して何ができるのかが明らかになり、幸せに歳を重ねる実践方法がわかります。

 
<<人生100年時代を充実させる健康長寿のためのエイジングリテラシー>>

・人生最高の日々はいつ?
・性格が寿命を左右する――ビッグファイブの「誠実性」が高い人は全死因で死亡率が低い
・社交と社会貢献は、脳機能を維持し、ストレスを減らし、認知機能低下を防ぐ
・何歳でも、運動が脳の新たなシナプス結合を生む――凸凹道を歩くと◯◯が刺激される
・高齢者の記憶力が衰える、のウソ――記憶力を50%上げるシンプルな方法とは?
・質のよい睡眠は薬より効果的――寝る前にスマホを見るな! 朝起きたら日光を浴びる!
・加工食品は寿命と相関があるテロメア(染色体の末端)を短くする
・絶対に引退してはいけない!
・人生最良の戦略は、不平不満を手放すこと

 
◎ダニエル・ピンクさん(『ハイ・コンセプト』『モチベーション3.0』著者)推薦
――あなたの残りの人生に欠かすことのできない一冊。

◎スタンリー・プルシナー医学博士(ノーベル生理学・医学賞受賞)推薦
――本書は、老年期は発達期であり、特別な社会貢献が可能だと、豊富なエビデンスをもとに明らかにしてくれた。

 

本書の構成

日本版に寄せて

序章 人生最高の日々はいつ?
経験によるポジティブな変化
老後の計画に革命を起こす
健康寿命を延ばすのに遅すぎることはない
小児期のストレスの影響
高齢期は第3の成長ステージ
人生の復興期という新しいビジョン
発達神経科学×個人差心理学
性格は変えることができる
本書の3大目的

第1部 発達し続ける脳

第1章 個人差と性格が寿命を左右する
性格と行動は変えられる
遺伝子・文化・機会の複雑な影響
見た目と性格は一致する 性格を調べる方法
性格診断の世界標準「ビッグファイブ」
気質vs性格
年齢による性格の変化
ロールモデルが教えてくれること
「誠実性」は最も重要な性格?
過度な「開放性」の危険性
思いやりは幸福への鍵
性格が良ければいいのか?

第2章 記憶と「自分」であるという感覚
記憶の仕組み
複数の異なる記憶システム
記憶は簡単に書き換えられる
記憶の整理方法
記憶力を高めるには?
記憶力は本当に年齢とともに低下するのか?
「自分である」とはどのような感じか?

第3章 知覚― 五感を通した世界との関わり
知覚は無意識のうちに補正される
プリズム眼鏡と反転ゴーグルでわかった脳の驚異の適応力
年齢に伴う機能不全
五感を刺激し続けるために

第4章 感情から意モチベーション欲へ
感情はどのように生じるのか?
脳が感情を「後付け」する
感情は科学的なものなのか?
ストレスについての意外なこと
うつ病
うつへの対処法
意欲とホルモン
意欲と生涯にわたる学習
変化を起こす意欲
幸福とは?

第5章 社会的要因─ 人々との関わりの影響力
社会的孤立についてできること
高齢者の社会性の変化
自己効力感
仕事の力
他者と関わること

第2部 私たちの選択

第6章 体内時計
夜中の2時なのに、どうしてお腹が空くのか?
親マスタークロック時計
「いつ」は「何を」と同じくらい重要かもしれない
老エイジング・クロック化時計
時差ボケ解消法
睡眠の衛生管理
カフェイン
最高実績

第7章 食事
ダイエット効果のウソ
抗酸化物質
コレステロール、脂肪、脳の健康 263 カロリー制限
タンパク質
水分補給
便秘
腸内細菌、共プロバイオティクス生細菌
食生活の効果はどこまでわかっているのか?

第8章 運動
動くことが大事
最小限の動きでも効果がある
ジムの会員にならなくても、小さな変化を

第9章 睡眠
記憶の整理とDNAの修復 3
睡眠サイクルをリセットする 3
睡眠と脳の老化 3
就寝前に何をとるか 3
睡眠衛生のための7箇条 3

第3部 新しい長寿

第10章 より「長く」生きるために― FOXO、テロメア、ゾンビ細胞
不死の動物たち
ヒトの寿命はどこまで延びる?
100歳超の人口が最も多い地域
遺伝vs環境
FOXOの役割
細胞分裂の限界とテロメア
テロメラーゼはジキルとハイド
細胞のゴミ問題─ゾンビ細胞 3
近い将来の希望
100パーセント確実に健康寿命を延ばすには?

第11章 より「賢く」生きるために― 認知機能の強化
長寿の倫理的な問題
記憶力と注意力の向上
ホルモン再び
認知刺激療法
その他の治療法
人工機器
生バイオニクス体工学
瞑想の力

第12章 より「良く」生きるために― 人生最高の日々
良い生活と幸福
社会的比較は満足度に影響を与える
生活の質と幸福の測定
仕事vs引退
介護の継続と生活の質
誰が電球を交換してくれる?
アルツハイマー病、軽度認知障害への備え
正しい病院を選ぶ─ 必要になる前に
事前医療指示書
人生の終わり
総まとめ
錆びるより燃え尽きる

付録脳を活性化させるための10箇条

謝辞
図版クレジット
索引

 

著者プロフィール

著者のダニエル・J・レビティン(DANIEL J. LEVITIN)さんは、神経科学者・認知心理学者。カナダ・マギル大学の心理学・神経科学名誉教授。ミネルヴァ大学の芸術・人文科学創設学部長。

著書にベストセラー『音楽好きな脳』(This Is Your Brain on Music)、「The World in Six Songs」「The Organized Mind」「A Field Guide to Lies」などがある。

ミュージシャン、エンジニア、プロデューサーとしても活躍し、スティービー・ワンダー、スティーリー・ダン、ジョニ・ミッチェルなどに貢献。

 

サクセスフル・エイジング 老いない人生の作り方
ダニエル・J・レヴィティン (著), 俵 晶子 (翻訳)

 


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