『大人になっても思春期な女子たち』「充実した日々なのにどこか満たされない…」を心理的に解き明かす!
「大人の思春期」を脱け出すためのカウンセリング小説『大人になっても思春期な女子たち』(著:大美賀直子さん)が、青春出版社より刊行されました。
著者によると、人はいくつになっても心がモヤモヤして落ち着かなくなる時期があり、「このままでいいのかな」と将来への不安を感じるといいます。本書は、悩める独身アラサー女性3人が“真の大人”になるまでの物語を通して、自身が抱える問題解決のヒントや、「心の成長」を促す具体的な方法を学べる一冊です。
『大人になっても思春期な女子たち』あらすじ
【あらすじ】
大雨の夜、アラサー独身女子3人が、不思議な雑貨店「ミラクル」に集まった。のぞみは、近くの中学校で働く教師。日々の癒しは、アイドルKくんを熱心に応援すること。めぐみは、小さな広告代理店の営業職。親友との「お泊り女子会」が週末の楽しみだったが…。みのりは、公益団体で働く事務職員。時間とお金のほぼすべてを趣味に注ぐアニメオタク。それぞれに充実した生活を送っているが、どこか悩みを抱えているようにも見える。
そんな3人を迎えた店主ミラクルは、じつは心理カウンセラーとしての顔ももち、彼女らの悩みの正体を〝大人の思春期〟ならではの憂うつ感かも?と指摘した。3人は不思議そうに顔を見合わせる。外の大雨は、やむ気配がない。雨宿りのつもりで店に入った3人だったが、朝までお茶会でもしていかない?というミラクルの提案に、目を輝かせた。
〝大人の思春期〟をめぐる真夜中のお茶会。暖かい店内でハーブティーを飲みながらみんなで対話するうちに、3人の女性たちは、胸の奥の本音に気づいていく――。「新しい自分」へと生まれ変わりたいすべての女性におくる、心の成熟の物語。
本書の目次
プロローグ──ある雨の夜、小さな雑貨店で
1章 満たされているはずなのに、どこかむなしい…〝大人の思春期〟
2章 次のステージへ進んでいくとき、〝大人のタイムカプセル〟がひらく
3章 「自分の居場所」を整えていくと〝アイデンティティ〟が見つかる
4章 大人になるには欠かせない…〝親密モラトリアム〟からの脱出
5章 未熟なタネを育てて、パートナーと〝親密〟な関係を築く
6章 大人になるための基礎を築く〝巣立ち〟のテーマ
7章 〝無意識からのメッセージ〟を聞いて〝なりたい自分〟をつかむ
エピローグ──それぞれの心が成熟に向かうとき
著者プロフィール
著者の大美賀直子(おおみか・なおこ)さんは、心理カウンセラー/作家。
30代から心理学を学び、「ストレスは自分の認知が生み出している」という事実を知り驚愕。一度しかない人生を自分らしく生きるヒントを、心理学理論を織り交ぜて伝えたいと思い2002年、総合情報サイトAll About「ストレス」のガイドに就任。2007年から心理カウンセラー、セミナー講師としても活動開始。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも情報を発信。「女性の人生とストレス」に造詣が深く、発達心理学や深層心理学などの心理学理論を駆使した助言が好評を得ている。
所有資格は、公認心理師、精神保健福祉士(以上、国家資格)、産業カウンセラー。
『長女はなぜ「母の呪文」を消せないのか』(さくら舎)など著書多数。
大人になっても思春期な女子たち 大美賀 直子 (著) 心理カウンセラーの著者による 本書は、物語を読むことで問題解決の糸口が見えてくる「カウンセリング小説」です。主人公たちの成長物語を読むうちに、読者自身が抱える悩みや現状へのモヤモヤ感、将来への漠然とした不安が、すっきりと晴れていきます。 |
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