『雲の上で出会った超一流の仕事の言葉』超一流たちから学ぶ人生の生き方、考え方！

2021年4月20日 06:42 ビジネス

黒木安馬さん著『雲の上で出会った超一流の仕事の言葉』

黒木安馬さん著『雲の上で出会った超一流の仕事の言葉』が、あさ出版より刊行されました。

超一流に出会ってきた著者だからこそ分かる成功者の法則

本書では、国際線チーフパーサーとして30年間、高度1万mを飛行すること2万時間、地球を860周も回ってきた著者が、雲の上で出会った超一流の人たちとの珠玉のエピソードを紹介します。

さまざまな国の王や大統領、はたまたオードリー・ヘップバーンさんや本田宗一郎さん、松下幸之助さんなど、世界的VIPと一対一で話してきた著者だからこそ伝えられる心打たれるエピソードは、この先行きが不透明な時代に、迷ったり、悩んだり、立ち止まったりしている私たちの背中を力強く押してくれることでしょう。

＜総勢26人の超一流の方々が登場＞　※敬称略

松下幸之助（松下電器創業者/松下政経塾設立者）
泉谷直木（アサヒグループホールディングス取締役会長）
澤田秀雄（HIS創業者/ Skymark Airlines 創業者）
桜井博志（「獺祭」旭酒造三代目当主）
木村清（「すしざんまい」喜代村創業者）
大嶋啓介（てっぺん創業者）
田中角栄（第64・65代内閣総理大臣）
三浦知良（プロサッカー選手）
渡邉美樹（ワタミ創業者）
宗次德二（「カレーハウスCoCo壱番屋」壱番屋創業者）
坂本泰樹（空飛ぶドクター）
坪内知佳（萩大島船団丸代表）
竹鶴政孝（ニッカウヰスキー創業者）
タイガー・ウッズ（プロゴルファー）
栗城史多（登山家）
矢野博丈「ダイソー」（大創産業創業者）
秋山利輝（秋山木工創業者）
安保徹（新潟大学名誉教授）
中村元（水族館プロデューサー）
ロッキー青木（ BENIHANA創業者）
オードリー・ヘップバーン（ハリウッド女優）
河野貴輝（TKP代表取締役社長）
安藤忠雄（建築家）
鈴木太郎（サザコーヒー代表取締役社長）
南谷真鈴（冒険家）
武見太郎（日本医師会会長）

背中を力強く押してくれる言葉たち　※本書より一部抜粋

「素直に人の言うことを信じる者、全部合わせた漢字が、『儲』や」松下幸之助さん

素敵な紳士は続ける。

「一つだけお聞きしたいのだが、あれだけの種類のワインをよく見分けられるものですな。
何かコツでもあるのですかな？」

「いやいや、簡単なことです。瓶の形でほぼ見分けがつくのです。
肩が張っているのはボルドータイプ、なで肩はブルゴーニュ、
ほっそりしているなで肩はドイツワイン系統……。
後ろから見ても特徴がありますので」

「なるほど！」

何を話しても、なるほどの連続。そして、私ごとき者が言うことを丹念にメモされたのである。
いや、文章のメモではなく瓶の形と特徴のスケッチであった。

「お礼に一つ。これはご存知かな」と、箸袋を開いた紙に書かれた。

「一本の棒は倒れるやろ、もう一本で支えると、人という漢字になる。人間は一人では生
きていかれへんのや。人は猿とか犬と違って話すことができるやろ、人が言うを合わせる
と信じるになる。素直に人の言うことを信じる者、全部合わせた漢字が、『儲』や」

それだけのやりとりであったが、後の大変な財産になったのは言うまでもない。

この紳士は、「なるほど」の神様、松下幸之助翁である。

本書の構成

第１章　背中を押してくれる言葉

第２章　胸が熱くなる言葉

第３章　強くなれる言葉

第４章　人生が楽しくなる言葉

著者プロフィール

著者の黒木安馬（くろき・やすま）さんは、文部省派遣留学生として米国Oxford 高校卒業後、早稲田大学を経てJALに入社。国際線乗務員として30年間乗務。その距離、地球860周、フライトタイム2万時間。

機内で松下幸之助さん、本田宗一郎さん、オードリー・ヘップバーンさんなど世界的VIPたちと出会い言葉を交わすなど、貴重な体験をする。現在、人財育成コンサルタントInstitute of Success Technology Japan ／株式会社日本成功学会CEO。自分磨き全国塾「3%の会」を週末に主宰、20年で会員は1万人になる。

主な著書に、『ファーストクラスの心配り』『あなたの「人格」以上は売れない！』（ともにプレジデント社）、『出過ぎる杭は打ちにくい！』（サンマーク出版）、『成「幸」学人生の「正面教師」たち』（講談社）、『面白くなくちゃ人生じゃない！』（ロングセラーズ）、『リセット人生・再起動マニュアル』『小説・球磨川（上下巻）』（ともにワニブックス）などがある。