『ケチじょうずは捨てじょうず』持たずに暮らし方を工夫する!
小笠原洋子さん著『ケチじょうずは捨てじょうず』が、ビジネス社より発売中です。
テーブルの上のものを、置きなおしてみましょう。それだけでもきっと、不要なものが見つかります。
脂肪とごみは似ています。どちらもいつの間にか溜まって、溜まると簡単には減りません。つまり、最初から”溜めない”努力が必要なんです。
――本書は、前作『おひとりさまのケチじょうず』が評判を呼んだエッセイストの第二弾。
“とことんまで使い切る”“できるだけ買わずにすませる”生活を実践している作家の、“モノを溜めない”生活の知恵を公開します。
群ようこさんが絶賛した“捨て力”!
小笠原さんのエッセイが注目されるきっかけとなったのは、作家の群ようこさんが、その“捨て力”を絶賛したこと。
今回は、なぜ多くのモノを捨て、シンプルな生活を志すようになったのか、ある事件が語られます。さらに、実家を整理した際のさまざまな処分体験も書き下ろしています。
ものが減ると、空間だけでなく、心のスペースまでが広がります。
バブル期には京都の画廊に勤め、欲しい衣服を買い、祇園で遊んでいた小笠原さん。そうした経験を経て、精神重視の生活に目覚めました。
節約はしても、みじめな暮らしにならないためには、美的センスがものをいいます。豊富な知識と、美的感覚あふれるエッセイは、人生経験を積んだ大人にしか味わえないテイスト。時に笑い、時に考えさせられ、読み終わるころには、身の回りを整理したくなります。
生きるということは、ごみが出るもの。日々の生活に手間をかけ、余計なものを省いてすっきり暮らしましょう。
著者プロフィール
著者の小笠原洋子(おがさわら・ようこ)さんは、1949年生まれ。東京都出身。東洋大学文学部卒業。京都で日本画、現代陶芸を扱う画廊に勤務。東京に移転し、弥生美術館、竹久夢二美術館にて学芸員、及び成蹊大学非常勤講師を務める。
退職後、フリー・キュレター、美術エッセイストとして活躍。昭和初期の挿絵に関する諸本を編集する。現在はエッセイストとして、新聞や雑誌への寄稿などで活躍中。
著書に、『おひとりさまのケチじょうず』『ケチじょうず 美的倹約暮らし』(ビジネス社)、『五条坂弥生坂物語』(美術出版社)、『夢二・ギヤマンの舟』(大村書店)、『フリードリヒへの旅』(角川学芸出版)などがある。
ケチじょうずは捨てじょうず 小笠原 洋子 (著) 巷では“捨てるノウハウ”が大流行。 買わずに減らす生活、始めませんか? ☆これで、あなたもケチじょうず! ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- |