『LEGACY REVIVAL 老舗寝具店四代目、業界復興への挑戦』町のふとん屋復活なるか！？成熟産業は成長産業に変えられる！

2020年12月10日 06:41 ビジネス

髙原智博さん著『LEGACY REVIVAL 老舗寝具店四代目、業界復興への挑戦』

髙原智博さん著『LEGACY REVIVAL 老舗寝具店四代目、業界復興への挑戦』が、幻冬舎メディアコンサルティングより刊行されました。

家業の老舗寝具店を立て直し、斜陽化する寝具業界の活性化に挑んだ著者のストーリーから、経営者に向けて事業創出のヒントを提示！

かつての寝具業界は地元密着型のマーケットに支えられていましたが、大量生産とネット通販におされ業界は斜陽に傾いています。

著者は老舗寝具店に生まれ育ち、一度は家業を離れますが、四代目後継ぎとして戻ることを決意します。

本書では、事業低迷に悩む経営者に向けて、家業の立て直しと業界活性化に挑んだ著者の取り組みから、解決の糸口を提示します。

はじめに

第1章　寝具業界の栄枯盛衰を見て育ち、四代目に芽生えた「経営者マインド」

第2章　変革に待ったなし　今こそ斜陽産業を変える

第3章　売るものは変えない、売り方を変える

第4章　時代の追い風に乗って、「快眠市場」を創出

第5章　人生の1/3を費やす睡眠――　快適な眠りを提案するビジネスに勝機あり

おわりに

著者の髙原智博（たかはら・ともひろ）さんは、1981年愛知県生まれ。株式会社たかはら、四代目。中小企業診断士。

寝具店の「髙原ふとん店」で生まれ育ち、幼い頃からいずれ家業を継ぐことを意識。大学で経済や経営を学び、卒業後はUFJ銀行（現：三菱UFJ銀行）に入行。地元の愛知県で中小企業向けの融資相談業務などに携わる。

入行から3年後、父親（三代目）が切り盛りする実家の寝具店（1992年に睡眠ハウスたかはらに店名変更）に専務として戻る。家業の成長と業界活性化を目標に、オーダーメイドの枕、マットレスの販売を開始。睡眠の価値が見直され、快眠需要が高まっていく社会変化が追い風になり、県内を中心に来店者が急増。

「ふとん屋」から「眠り屋」へ、「寝具売り」から「快眠の専門家」への進化を目指している。