『未病図鑑』なんとなく不調…の「未病」を解決!
渡辺賢治さん著『病院にも薬にも頼らないカラダをつくる 未病図鑑』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。
健康とも病気ともいえない状態=「未病」
頭が痛い、体が重い、寝つきが悪い、ずっと腰が痛い、肩が凝る、肌が荒れる、やる気が出ない……。
こんなふうに、病院に行くほどじゃないけれど、調子が悪くて、いつも悩まされている……そんな 「なんとなく不調」はありませんか?
一時的にではなく、いつまでもそのような不調を抱えたままなら、それは、東洋医学でいう「未病」 の状態にあります。
不調のたびに病院に行ったり、マッサージをしたり、薬を飲んだり…一時的に解消されることはあっても、根本的な解決にはなりません。
『未病図鑑』では、年齢とともに身にしみる、生活や仕事等あらゆる場面で土台となる健康に、内側から対策する方法を集めています。
病院にも薬にも頼らないカラダをつくる!
新型コロナウイルスの影響によって、日常でのちょっとした不調では病院や漢方薬局等へ行くことにハードルを感じる人も多いのではないでしょうか。
本書では、「自分の力で未病を改善するための方法」を紹介。
「未病」の正体や、未病状態にあることのリスクを明かしながら、常日頃から具体的にどんなことを意識して実践していけばよいかを説明していきます。
未病を改善できるいちばんの名医は自分自身。
自分の生活を見直し、変えることによって、実際に病気にかかる前に対処をすることができます。
<掲載されている症状>
風邪、冷え性、むくみ、肌トラブル、眼精疲労、頭が痛い、心の不調、食欲不振、夏バテ、筋肉痛、肩こり、腰痛、貧血症状、めまい、PMS(月経前症候群)、花粉症、外反母趾
本書の構成
本書では、「自分の力で未病を改善するための方法」を解説していきます。
1章ではまず”「未病」の正体”や、未病状態にあることの危うさ(リスク)を明かしていきます。
敵を制するにはまず敵を知らなければなりませんね。
また2章では未病を改善させるために、常日頃から具体的にどんなことを意識して実践していけばよいかを説明していきます。
3章では、体や心の不調のなかでも比較的多くの方が抱えているものをとりあげ、それらの改善や予防をするための”処方箋”を解説していきます。
そして4章では、著者の研究会に所属していた、「未病研究ゼミ」の学生たち自身の生活体験の「実態」を、彼らの率直で正直な言葉を交えて紹介します。学生たちのリアルな考えや健康への取り組みを聞くことで、より未病改善を「自分ごと」として考えられるでしょう。
<本書の目次>
はじめに
Chapter1 なんとなくの不調を引き起こす「未病」とは?
Chapter2 未病を改善する10の行動指針
Chapter3 よくある症状別未病の対策法
Chapter4 未病を「自分ごと」にするために 「未病研究ゼミ」の特別講座
著者プロフィール
著者の渡辺賢治(わたなべ・けんじ)さんは、慶應義塾大学医学部卒業。医師医学博士。
慶應義塾大学医学部内科、東海大学医学部免疫学教室、米国スタンフォード大学遺伝学教室、北里研究所(現:北里大学)東洋医学総合研究所、慶應義塾大学医学部漢方医学センター長、慶應義塾大学環境情報学部教授を経て1931年に開設された漢方専門医院 修琴堂大塚医院院長に就任。
横浜薬科大学特別招聘教授、慶應義塾大学医学部漢方医学センター客員教授。日本内科学会総合内科専門医、日本東洋医学会専門医WHO医学科学諮問委員、WHO伝統医学分類委員会共同議長、漢方産業化推進研究会代表理事、神奈川県顧問奈良県顧問等を兼ねる。
病院にも薬にも頼らないカラダをつくる 「未病」図鑑 渡辺 賢治 (著) 頭の痛み、手足の冷え、原因不明のイライラ…… |