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『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』「嫌われる勇気」著者・岸見一郎さんが説く、逆説のリーダーシップ論

岸見一郎さん著『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』

岸見一郎さん著『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』

『嫌われる勇気』著者・岸見一郎さんが初めてリーダー論を説いた書籍『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』が、日経BPより刊行されました。

 

従来の部下指導の「常識」を覆す、逆説のリーダーシップ論

本書は以下のような「部下指導の常識」をすべて否定します。

◎強いリーダーは、カリスマがあり、部下をぐいぐい引っ張る
◎ほめて育てないと部下は伸びない
◎部下をしつけるためには、ときに叱ることも必要だ

 
上司であることに自信がない人こそ、よきリーダーになれる。“上から目線”の上司像に少しでも違和感ある方に、おススメの一冊です。

 
<本文より>
「リーダーと部下は「対等」であり、リーダーは「力」で部下を率いるのではなく「言葉」によって協力関係を築くことを目指します」
「天才であったりカリスマであったりすることは必要ではなく、むしろ民主的なリーダーシップには妨げになるといっていいくらいです」
「民主的なリーダーになるためには時間と手間暇がかかります。しかし、努力は必ず報われます」

 
また、本書の説く逆説的なリーダーシップには、気鋭の現役経営者から、続々と共感の声が寄せられています。

◎ほぼ日社長・糸井重里さん 「リーダー論でおちこみたくなかった。おちこむ必要はなかったようだ」

◎サイボウズ社長・青野慶久さん 「多様性に対応できない昭和型リーダーシップに代わる答えが、ここにある」

◎面白法人カヤックCEO・柳澤大輔さん 「リーダー像は多様化しており、時代とともに求められているリーダーの性質は変わり、もっといえば、誰でもなろうと思えばなれるし、一人ひとりがリーダーにならないとならないんだと思います。世の中をよりよくするために。」

◎ユーグレナ社長・出雲充さん 「本書がコロナ禍の今、出版されたことには時代の必然がある」

 

著者プロフィール

著者の岸見一郎(きしみ・いちろう)さんは、1956年、京都生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。

著書に『嫌われる勇気』、『幸せになる勇気』(古賀史健さんと共著、ダイヤモンド社)。訳書に、アルフレッド・アドラー『個人心理学講義』『人生の意味の心理学』(アルテ)、プラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)など多数。

 

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解
岸見一郎 (著)

叱らない、ほめない、カリスマはいらない。『嫌われる勇気』著者、初のリーダー論。上司であるのがつらい人に贈る、部下と向き合う処方箋。

 


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