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『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる』思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学

カーヤ・ノーデンゲンさん著『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』(訳:羽根 由さん、枇谷玲子さん)

カーヤ・ノーデンゲンさん著『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』(訳:羽根 由さん、枇谷玲子さん)

カーヤ・ノーデンゲンさん著『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』(訳:羽根 由さん、枇谷玲子さん)が、誠文堂新光社より刊行されました。

 

脳科学者・中野信子さんが推薦する、21か国で翻訳された世界的ベストセラー脳科学本がついに日本上陸!

「脳科学が私たち自身をどこまで解明できたのかがわかる、日常に活かす脳科学の本として理想的な一冊」
――脳科学者・中野信子さん

 
本書は、ノルウェーで出版後、世界21か国で翻訳出版された世界的ベストセラーです。

「私とは何か」「人類はなぜ繁栄できたのか」「心とは物理的なものか」――。
哲学や進化学、文化人類学にもつながる神経科学の学問としての奥行きの深さに、知的好奇心が刺激されます。実用にも研究にも偏りすぎることなく、平易で簡潔な文章で描かれた、大人の教養書籍です。

 
ノーベル生理学・医学賞受賞者マイブリット・モーザーさんが序文を寄せています。

「本書『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる』でカーヤ・ノーデンゲンは、脳の組織や機能、メカニズムに関する新たな研究成果を楽しく紹介し、研究上の発見と自らの体験を魅力たっぷりに編み上げています。毎日のちょっとした出来事を使って科学を説明することで、読者の知識を増すだけでなく、もっと知りたいという思いをかき立てます。遊び心に満ちた彼女の説明を聞けば、知りたがり屋の子どもたちでも経験豊かな研究者でも、知的好奇心のスイッチがカチリと入ることでしょう。」

 
<本書で紹介される、脳科学の最新研究>

◎モーツァルトを聴くと頭が良くなる(でも、マドンナでもいい。つまり、音楽を習うことは脳にいい)。
◎タクシー運転手は、記憶を司る「海馬」が発達している。しかも、ベテランほど大きくなっている。
◎人工甘味料では脳を欺けない。逆に、満たされない脳が余計に糖分を欲し、炭水化物を摂らせようとする。
◎眉間の「怒り筋肉」にボトックス注射をすると、顔がリラックスし、90%が抑うつ状態から解放された。

 

本書の構成

第1章 思考の進化、または思考の革命

第2章 パーソナリティを探して

第3章 記憶と学習

第4章 脳内GPS

第5章 感じる脳

第6章 知能

第7章 マルチタスク

第8章 脳は文化をつくる

第9章 脳で食べる

第10章 薬物依存症

第11章 道は続く

 

著者プロフィール

 
■著者:カーヤ・ノーデンゲンさん

1987年生まれ。アーケシュフース大学病院神経科医で、オスロ大学講師も務める神経科学者。本書の世界的ベストセラーで「彼女こそが脳の脳だ」(脳について豊富な知識を有する)と評される。

 
訳者:羽根 由(はね・ゆかり)さん

大阪市立大学法学部卒業。スウェーデン・ルンド大学法学部修士課程修了。

単訳書に『グレタ たったひとりのストライキ』(海と月社)、『マインクラフト 革命的ゲームの真実』(KADOKAWA)、共訳書に『熊と踊れ』『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』(ともに早川書房)がある。

 
訳者:枇谷玲子(ひだに・れいこ)さん

1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。在学中の2005年に翻訳家デビュー。北欧の書籍の紹介に注力している。

主な訳書に、『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『北欧式 お金と経済がわかる本』(翔泳社)、『北欧式 眠くならない数学の本』(三省堂)など。

 

「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる: 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学
Kaja Nordengen (原著), カーヤ ノーデンゲン (著), 羽根 由 (翻訳), 枇谷 玲子 (翻訳)

ノルウェー発、脳科学から解き明かす「人間とは何か」。

 


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