気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『「無意識」はすべてを知っている』まじめに頑張っても、報われないのはなぜか?

町田宗鳳さん著『「無意識」はすべてを知っている』

町田宗鳳さん著『「無意識」はすべてを知っている』

町田宗鳳さん著『「無意識」はすべてを知っている』が、青春出版社より刊行されました。

 

イチロー選手も使っていた!?「無意識の力」とは

情報化社会で生きる現代人は、何でも自分の頭で考えて行動していると思いがちです。しかし実際は、道を歩くのも食事をするのも、ほとんどのことを「無意識」で実行できています。

 
この「無意識の力」にもっと注目すれば、頭で考えて行動するよりも、あらゆる可能性を広げてくれるのです。

例えば、今年引退を発表したイチロー選手は、毎回打席で同じルーティーンを行うことで有名でした。そうすることによって精神と呼吸を整えているのではないかと考えられます。結果、数々の素晴らしい記録を残してきました。

このように、私たちは誰もがそれぞれのやり方で、一つのことを集中して行えば、意識がどんどん深化し、想像を超えた「無意識の力」を発揮させることができるのです。

 
本作は、NHKテキスト『無意識との対話 身心を見つめなおす』を書籍化。仏教を中心に、キリスト教・心理学・哲学・スポーツなど多角的な見地から、偉人のエピソードや著者の体験談を交えつつ「無意識」の正体に迫ります。

無意識の力を呼び覚ますカギとなる坐禅、声の力、少食・断食など、僧侶ならではの心身コントロール術も紹介しています。

 

本書の構成

序章 村上春樹とイチローの共通点

第1章 無意識はどう考えられてきたか

第2章 盤珪(ばんけい)禅師が説いた「不生の仏心」

第3章 こころの中の「五重塔」

第4章 潜在意識の奥にあるもの

第5章 無意識との対話を実現するには?

第6章 無意識を浄化する

第7章 「祈りの力」を考える

第8章 日本人が誇りとする「結び」の思想

 

町田宗鳳さん プロフィール

著者の町田宗鳳(まちだ・そうほう)さんは、1950年京都府生まれ。広島大学名誉教授・比較宗教学者。御殿場高原「ありがとう寺」住職。

14歳で出家し、臨済宗大徳寺で20年間修行。その後ハーバード大学で神学修士号、ペンシルバニア大学で哲学博士号を取得。プリンストン大学助教授、国立シンガポール大学准教授、東京外国語大学教授などを経て現職。

『人類は「宗教」に勝てるか』(NHKブックス)、『異界探訪』(山と渓谷社)など著書多数。国内各地およびアメリカ、フランス、台湾などで「ありがとう禅」を、静岡県御殿場市で「ありがとう断食セミナー」を開催している。

★公式サイト:http://www.arigatozen.com/

 

「無意識」はすべてを知っている
町田 宗鳳 (著)

まじめに頑張っても報われないのはなぜか?自分の中にある宝に気づくと、人生がもっと楽しくなる。ハーバード大で神学を修めた稀代の僧侶が説くかろやかに生き抜くヒント。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です